徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    保育内容(人間関係)A

科目番号64749担当教員名斎藤 紀子単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
「人間関係」は,保育者として大事な領域である。生まれてすぐの乳幼児の心は吸い取り紙の如く,感性が柔らかであ  る。その気持ちにそって柔軟な感性をはぐくむことができる。                            また。人権意識」が育ち,子どもに起こる様々な人間関係をその都度の様子で対応ができ,指導することができる。     
到達目標
 ○子どもや保護者の人間関係の手助けができ,よりよい関係を維持し,一人ひとりに応じた対応ができる。
 ○保育者としての自覚を持ち,子どもの保護者の潤滑油的な存在となる。
 ○明るく挨拶ができ,基本的な人間性を持ち合わせることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション・人間関係のねらいと,授業の進め方について基本の学習をする。 講義  演習 ノートの整理 次時の予習。
【2】保育の基本と人とのかかわりについて「生きる力」について学習をする。 演習  文書作成 次時の予習。
【3】幼稚園教育要領・保育所保育指針における「人間関係」のねらいと内容について学習をする。 講義  話し合い 資料の整理。
【4】子どもの生活と人とのかかわりについて①(家庭生活と人・園と家庭との連携を通して・家庭との連携の必要性)学ぶ。 ビデオ視聴  文書作成 文書作成。
【5】子どもの生活と人とのかかわりについて②(保育者同士・地域社会とのかかわり・ティーム保育について)学習する。 講義 グループ学習  ノートの整理 次時の予習。
【6】遊びの中で育つ人とのかかわりを考えてみる。(遊びとは・遊びの発達と仲間関係・ルールを゜守る・問題を抱えた人間関係)等 グループ学習  文書作成。
【7】人とのかかわりを育てる保育の実践について①「心の基地」としてのクラス・クラスの子どもの成長と一人ひとりの関係)について知る。 講義 演習 次時の予習。
【8】人とのかかわりを育てる保育の実践について②クラスの枠をこえて広がる人とのかかわりについて学習をする。 講義 グループ学習 次時の予習。
【9】人とのかかわりの育ちを見る視点について①目に見えないものを見る・直接かかわって感じ取る。 グループ学習 資料の整理。
【10】人とのかかわりの育ちを見る視点について②信頼関係・トラブル・葛藤・安定感と存在感を学習する。 グループ学習 発表の記録 ノートの整理。
【11】人とのかかわりの育ちを見る視点について③ルール・人の役に立つ喜び・共感・思いを巡らす等を学習する。 ビデオ視聴  文書作成 次時の準備(材料・用具)。
【12】手作り教材の制作(簡単な材料を使って,ミニストーリーを創作する)
手袋人形を作る。
 演習 実技 創作の続きを考える。
【13】手作り教材の作成を仕上げる。 演習 実技 発表の練習。
【14】指人形を皆の前で演じる。 演習 発表 自己評価の文書作成。
【15】人間関係の総まとめ(自分自身への評価も含めて)を行う。 講義 演習(発表) 
評価方法
筆記試験 (60%)実技(30%)平常点(10%)
教科書
保育内容Ⅱ「人間関係」森上史郎・小林紀子・渡辺英則編 ミネルバァ書房
参考図書
備考
毎日の挨拶を励行する。人に関して無関心ではなく,熱い心をはぐくみたい。そのためには,専門誌を読み,新聞や雑誌の記事を切り取り,収集させる。