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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】日本語表現法I

科目番号	13071	担当教員名	西田　誠	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
正確な、そして、心のこもったコミュニケーションのために、実践的な「表現法」を獲得する。そのためには、「読む」「書く」「聞く」「話す」のことばの能力に加え、「論理的思考」が不可欠である。この授業ではまず、ディスカッションから「話す」「聞く」能力の特性を確かめ、次に、「読む」ことへと移る。文章を論理的に読めなければ、論理的に話し、論理的な文章を作成することはできない。また、社会人として身に着けなければならない「敬語」についても学ぶこととする。
到達目標
・文章読解の基本的能力を身に着けること（知識・理解）。・論理的な文章を作成できること（技能・表現、思考・判断）。・社会人としてふさわしい敬語法を使えること（知識・技能）。・授業を踏まえて、自らの言語活動の問題・課題点、そして解決策を具体的に示せること。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	はじめに　　　「読む」「書く」「聞く」「話す」について。	講義	授業のまとめレポート　９０分
【2】	グループディスカッション①　　　　　　　　　　　　　テーマの設定。全員が参加できるテーマについて、これをディスカッションにて求める。		次回グループディスカッションのテーマの準備　９０分
【3】	グループディスカッション② 　　　ここから役割分担（問題提起・司会）を決め、それぞれの役割に応じた参加をする。　　　また、ディスカッションを通じて得られた意見を文章にまとめ次回の資料とする。		授業のまとめレポート　９０分
【4】	グループディスカッション③ 　　　前回のディスカッションを通じて提出された資料を活用する。		読解問題（人文科学分野の文章）の予習　９０分
【5】	読解① 人文科学分野の文章　　　　読解力養成のためには必ず復習（反復練習）が必要となるので必ず復習する。		読解問題（人文科学分野の文章）の復習　９０分
【6】	読解②　　社会科学分野の文章		読解問題（社会科学分野の文章）の復習　９０分
【7】	読解③　　自然科学分野の文章		読解問題（自然科学分野の文章）の復習　９０分
【8】	読解④　ＳＰＩ２における〈文章理解〉　　　就職試験に採用されるＳＰＩ２は速読が求められる。		読解問題（ＳＰＩ２における〈文章理解〉）の復習　９０分
【9】	敬語法①　敬語法の構造		事前配布資料による予習　９０分
【10】	敬語法②　語彙		敬語法の構造、確認テスト準備　９０分
【11】	敬語法③　実践　手紙　　　敬語法を実際に使う場面として「手紙」がある。　　　手紙の形式に則り、敬語法を駆使して作成しなければならない。		語彙、確認テスト準備　９０分
【12】	文章表現①　きまり　　　句読点、補助記号（『』「」）、引用などを確認する。		「手紙」確認テスト準備　９０分
【13】	語彙　　　漢字、慣用表現といった知識を要する事柄について、社会人としてどの程度のものが求められるのか。テスト形式で確認し、今後の学習計画を立てる。		「語彙」学習計画の作成　９０分
【14】	表現技法　　　比喩、対句、反語など、社会人としてどの程度のものが求められるのか。テスト形式で確認し、今後の学習計画を立てる。		「表現技法」学習計画の作成　９０分
【15】	その他　　　メモの取り方、質問の仕方、新聞の読み方など、マニュアルは無いが必要な事柄について整理する。		「メモの取り方、質問の仕方、新聞の読み方」復習　９０分

評価方法
筆記試験において授業内容の理解の確認（40％）、「自らの言語活動の問題・課題、そして解決策」をテーマに論文（60％）。各自のテスト・レポートについて評価、コメント。
教科書
配布資料による。
参考図書
授業時に適宜指示・紹介する。

備考
オフィスアワー：水曜２限　25号館10階研究室