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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】プレゼンテーション演習II

科目番号	13074	担当教員名	西田　誠	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
「プレゼンテーション概論」「プレゼンテーション演習Ⅰ」を受けて、ここでは目的に応じた〈プレゼンテーション〉を実践する。目的とは、１．知らせる（知って貰う）、２．教える（理解して貰う）、３．説得する（納得して貰う）、４．行動を促す（行動して貰う）である。これに加えて、就職試験での面接も広い意味では〈プレゼンテーション〉である。
到達目標
〈プレゼンテーション〉の実践において、その目的（知って貰う）、（理解して貰う）、（納得して貰う）、（行動して貰う）を実現することが到達目標となる。そのために、目的に応じたコンテンツ（知識）、スライド作成・ストーリー作成（知識・技能）、プレゼン時の積極的な姿勢・熱意（態度）が求められる。そしてこれらは、常に「聞き手を意識したもの」、聞き手の知識・経験・好み・態度に応じたものでなければならないので、決してシナリオを読み上げるものでは無い。そして、発表者以外も、「聞き手」の役割と態度を意識し、よき「聞き手」としての能力（態度・思考）も求められ、質疑・応答ができなければならない。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	授業目的・内容・計画について　　　〈プレゼンテーション〉テーマは、１では新聞記事、２では課題による時事問題、３では芸術・文学、科学論の説明、を予定しているので、当初からその準備に取り組む。	講義	レポート「興味のあること」６０分次回演習（新聞記事①）の準備　６０分
【2】	演習１　新聞記事① 　　　問題を共有し、また、聞き手の実情を把握するために、新聞の輪読を行う。　　　各自に興味があり、かつ、聞き手と共有できる記事を選び、次回の演習のテーマとする。	演習	次回演習（新聞記事②）の準備　６０分
【3】	演習１　新聞記事② 　　　〈プレゼンテーション〉を実践し、その後、テーマの設定、〈プレゼンテーション〉の内容・方法について討議する。聞き手と興味を共有するために、必要なもの何か？　何をどう調べればよいのか？　そして、いかにしてわかりやすく〈プレゼンテーション〉するか？　を話し合う。		次回演習（新聞記事③）の準備　９０分次回演習の準備（テーマの設定）３０分
【4】	演習１　新聞記事③ 〈プレゼンテーション〉の実践		次回演習の準備（テーマの設定）次回演習（時事問題①）の準備　９０分
【5】	演習２　時事問題① 　　　「演習１新聞記事」を掘り下げた、また、発展させた形で、「時事問題」を取り上げ〈プレゼンテーション〉を実践する。テーマは各自で決める。		次回演習（時事問題②）の準備　９０分
【6】	演習２　時事問題② 　　　決めたテーマについて〈プレゼンテーション〉するためには、資料の収集と作成とが必要となる。いかにして資料を集め、それをいかにしてわかりやすく、また、目的に応じてまとめるか。		次回演習（時事問題③）の準備　９０分
【7】	演習２　時事問題③ 〈プレゼンテーション〉の実践。今回と次回は、〈プレゼンテーション〉とともに、その後の質疑応答まで行う。どのような質問にも答えられるよう、いかに準備するか。また、質問される（＝聞き手に興味を持ってもらう）ために、〈プレゼンテーション〉はいかにあるべきかを考える。		次回演習（時事問題④）の準備　９０分
【8】	演習２　時事問題④　〈プレゼンテーション〉の実践。		次回演習（芸術・文学　科学論①）の準備　９０分
【9】	演習３　芸術・文学、科学論① 　　　　演習３では「芸術・文学、科学論」を紹介することになる。これまでと同様に、そのテーマについて十分に調べておく必要があり、加えて、自らの意見を求め、そのテーマについて聞き手が意見を持つように促さなければならない。		次回演習（芸術・文学　科学論②）の準備　９０分
【10】	演習３芸術・文学、科学論② 〈プレゼンテーション〉の実践。討論。　　　　〈プレゼンテーション〉の効果を確認するため、テーマに即した討論の時間を設ける。担当者の〈プレゼンテーション〉は討論のための「問題提起」役割を負うことになる。		次回演習（芸術・文学　科学論③）の準備　９０分
【11】	演習３芸術・文学、科学論③ 〈プレゼンテーション〉の実践。討論。		次回演習（与えられた課題①）の準備　９０分
【12】	演習４　与えられた課題による〈プレゼンテーション〉① 　　　　与えられた課題により〈プレゼンテーション〉を行う。自らの興味関心に基づいてではなく、聞き手の求め応じて、聞き手が満足する〈プレゼンテーション〉を行わなければならない。		次回演習（与えられた課題②）の準備　９０分
【13】	演習４与えられた課題による〈プレゼンテーション〉② 〈プレゼンテーション〉の実践。討論。		次回演習（与えられた課題③）の準備　９０分
【14】	演習４　与えられた課題による〈プレゼンテーション〉③ 〈プレゼンテーション〉の実践。討論。		プレゼンテーションにおける自身の課題をまとめる　６０分
【15】	討論会　　　１４回の授業を振り返り、〈プレゼンテーション〉について自由に討論する。そのことによって、目指すべき、オリジナルの〈プレゼンテーション〉を見出す。		授業のまとめレポート　９０分

評価方法
授業に参加することは必須である。演習時の資料（スライド作成）・発表について（40・40％）、「聞き手」としての態度について（20％）とする。演習について評価、コメント。
教科書
資料を配布する。
参考図書
授業時に適宜指示・紹介する。

備考
オフィスアワー：水曜２限　25号館10階研究室