徳島文理大学シラバスシステム

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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】言語とコミュニケーション

科目番号	13442	担当教員名	川道　映里	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	1年

授業概要
「自分では『相手に理解してもらえている』と勝手に思い込んで説明をしていたが、実は伝わっていなかった」ということがある。授業では、難しい文章を難しいまま理解するのではなく、どの情報を切り取り、どの部分を浮き彫りにして分かりやすくするのかを練習し、相手に伝わるスキルを習得する。また、日本固有の和の言葉である「大和言葉」について知識を深め、状況に応じた正しい日本語の遣い方と選び方を学ぶ。同時に、コミュニケーションを図るために重要な「声」の出し方と使い分けについても練習を重ね、日常生活においても実践できることを目指す。
到達目標
①言葉によるコミュニケーションについて理解することができる。②日常生活において豊かな人間関係を築く。③様々な文章を要約したり、自分の意見を分かりやすく相手に伝えることができる。④ＴＰＯに応じて「言葉の遣い方・言葉の使い分け・言葉選び」が適切に判断できる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	美しい大和言葉と外来語	講義、ペアワーク、口頭発表	課題（プリント）0.5時間
【2】	正しい日本語の遣い方とシチュエーション別日本語の選び方	講義、ペアワーク、口頭発表	課題（プリント）0.5時間
【3】	「忌み言葉」の言い換え	講義、ペアワーク、口頭発表	授業の復習　0.5時間
【4】	コミュニケーションの基本	講義、グループ討議、コミュニケーションゲーム、口頭発表	授業の復習　0.5時間
【5】	論理力を鍛える4つのステップ	講義、意見交換、口頭発表	配布プリントを読んでくる
【6】	論理的に自分の意見を述べよう	講義、グループ討議、口頭発表	授業の復習　0.5時間
【7】	相手に伝わる文章の書き方	講義、演習、意見交換、口頭発表	課題（プリント）0.5時間
【8】	論理的な文章を要約しよう	講義、演習、意見交換、口頭発表	課題（プリント）0.5時間
【9】	論理ノートの作成	講義、演習、意見交換、口頭発表	論理ノートの作成（1時間）
【10】	論理ノートの作成とトレーニング	講義、演習、口頭発表	論理ノートの作成・提出
【11】	相手に伝わるメールの書き方とレイアウト	講義、演習、意見交換、口頭発表	授業の復習　0.5時間
【12】	相手に伝わる声の出し方	講義、共鳴発声練習	発声練習、配布プリントの朗読
【13】	発想のトレーニング（アイデアを創り出す）	講義、グループ討議、口頭発表	授業の復習　0.5時間
【14】	発想のトレーニングとコメントの作成（200字の自己紹介）	講義、演習、意見交換、口頭発表	課題（「インバウンド対応のコミュニケーション」についてアイデアを創造し、コメント作成）1時間
【15】	前回の授業で作成した「自己紹介」の発表・まとめ	講義、発表、質疑応答	試験のための自宅学習

評価方法
期末テスト60%、課題の提出状況・内容20%、平常点20%（授業への参加意欲、積極的な発言など）
教科書
レジメをその都度配布します
参考図書
野矢茂樹著「論理トレーニング101題」産業図書　清ルミ著「優しい日本語－英語にできないおかげさまのこころ」太陽出版　齋藤孝著「コミュニケーション力」岩波新書

備考
オフィスアワー：授業時間以外はいつでも歓迎します。25号館10階（109研究室）