徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    中国文学(漢詩文)

科目番号13456担当教員名西田 誠単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2
授業概要
 日本文学に大きな影響を与えるとともに、韻文学においては「日本漢詩」として発展した「漢詩文」について、その歴史と意義とを、作品鑑賞を通して理解する。その際には、鑑賞に必要な漢詩文訓読の基本的手続きを会得する。加えて、日本文化、さらには、東洋文化との関わりから、現代社会における漢詩文の存在意義についても考察し、教養としての学びをも目的とする。
到達目標
[知識] 漢文学の歴史を、主たる作品の解釈・鑑賞とともに文学史的意義を通して理解する。
[態度] 日本文化における漢文学の存在意義を知ることから、文化・文学に親しむ・
[技能] 解釈において漢文の読み下しが行える。
[思考・判断]作品を鑑賞し、その意義を表現する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】漢文訓読の方法講義資料予読
【2】漢詩の形式(1)古体詩講義資料予読、単元テスト準備
【3】漢詩の形式(2)近体詩講義資料予読、単元テスト準備
【4】唐詩(1)李白講義資料予読、教材研究(訓読作業)
【5】唐詩(2)杜甫講義資料予読、教材研究(訓読作業)
【6】唐詩(3)白居易講義資料予読、教材研究(訓読作業)
【7】日本漢詩(1)『懐風藻』『凌雲集』『文華秀麗集』『経国集』講義資料予読、教材研究(訓読作業)
【8】日本漢詩(2)『和漢朗詠集』講義資料予読、教材研究(訓読作業)
【9】日本漢詩(3)「五山文学」講義資料予読、教材研究(訓読作業)
【10】日本漢詩(4)江戸漢詩講義資料予読、教材研究(訓読作業)
【11】近世文学と漢文学講義資料予読、参考資料収集
【12】日本漢詩(5)近代の漢詩講義資料予読、教材研究(訓読作業)
【13】東洋思想における漢詩文(1)「論語」講義資料予読、教材研究(訓読作業)
【14】東洋思想における漢詩文(2)「孟子」講義資料予読、教材研究(訓読作業)
【15】東洋思想における漢詩文(3)「荘子」講義資料予読、教材研究(訓読作業)、参考資料収集
評価方法
単元毎の確認テスト(50%)
期末試験(50%)
教科書
配布資料
参考図書
適宜指示する
備考
オフィスアワー:水曜2限 25号館10階研究室
6KPC211L