徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    社会生活とマナー

科目番号34683担当教員名阿部 頼孝単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
(授業目的・方針 等)
人間は「社会的動物」である、と言われる。人間は、社会生活のなかでの触れ合いを通し、様々な学習をしていくことによって、はじめて「人間」として成長していく。それでは、青年が真に成熟した社会人になっていくためには、どのような「発達課題」を達成していくことが必要とされているのだろうか。青年期は、これから社会人になるにあたって、自らの人間形成の面でも、また社会の一員としていかに適応していくかという面でも、非常に重要な時期である。本講では、特に「青年期の発達課題」に焦点を絞りながら、受講生の皆さんにも一緒に考えてもらえるような講義にしたいと考えている。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】人間とは何かー人間は、他の動物と比較してどのような特質を持っているのだろうか。  
【2】社会的動物としての人間ー人間が「社会的動物」であるとは、どのようなことなのだろうか。  
【3】青年期が持つ意義について考えてみようー人生の中でなぜ青年期が非常に重要な意義を持つのだろうか。  
【4】「第二の誕生」とは何かーなぜルソーは「人間は二度生まれる」と言ったのだろうか。  
【5】「自我の目覚め」とは何かー「自我の形成」とは、どのようなことだろうか。  
【6】青年期はなぜ「周辺人」(境界人)と言われるのだろうかー「周辺人」(境界人)としての青年にはどのような特徴があるか。  
【7】青年期の発達的意義にはどのようなものがあるかー「心理的離乳」、「第二反抗期」の持つ意義について考えてみよう。  
【8】アイデンティティとは何かー「アイデンティティ」とは何かについて、考えてみよう。  
【9】「アイデンティティの危機」とは何かー「本当の自分」を形成していこうとするためには、どうすればいいのだろうか。  
【10】「心理社会的モラトリアム」とは何かー青年期の延長の中で、「心理社会的モラトリアム」の持つ機能について考えてみよう。  
【11】「社会的適応」とは何かーより望ましい適応とは、個性の形成との関連性の中でどのようなものなのだろうか。  
【12】「青年期の社会化」とは何かー青年期における社会化と個性化の発達について考えてみよう。  
【13】「青年期の発達課題」にはどのようなものがあるかー自分自身にとって何が課題になっているのか考えてみよう。  
【14】「適性と進路」ー自分の適性と発達課題としての職業について考えてみよう。  
【15】まとめー「人間は自己実現を追い続ける永遠の旅人である」とはどのような意味だろうか。  
評価方法
定期試験 筆記試験
教科書
適宜指示する
参考図書
備考