徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本語表現法II

科目番号54869担当教員名西田 誠単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
この授業では、「表現法」の中でも、「書く」ことに重きを置き、前半は、「文章表現」を中心とする。「文章」は、①テーマの設定。②調査・分析・考察。③下書き。④推敲・校正。⑤文章作成。の手順を経て作成されるが、「文章表現」の到達する目的が、いかに「相手」に伝えるか、という視点に立てば、ここに、「相手に読まれること」を加えなければならない。授業では、この①~⑤に加え、⑥として作成された文章を輪読しこれをもとに意見を交換することを一つのサイクルとする。②③④⑤については、授業時間外に取り組み、授業時間内に行うのは、①に関わるディスカッション、④の一部、⑥、及び、文章表現に関わる基本的了解事項の確認と解説となる。
 後半は、ことばのトレーニングとして、俳句・連句の実作に取り組む。俳句・連句は、日本の伝統的文芸であるばかりでなく、海外からの評価も高く、また、短いことばで的確な表現をしなければならないため、トレーニングとして効果が認められている。
到達目標
毎課題について、「完成」した文章を作成し、文章表現能力を確実に養う。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】履歴書・エントリーシート① 志望動機講義 
【2】履歴書・エントリーシート② 自己PR  
【3】履歴書・エントリーシート③ 学生時代に頑張ったこと  
【4】履歴書・エントリーシート④ あなたの信念  
【5】時事問題①  
【6】時事問題②   
【7】旅行記   
【8】書評①  
【9】書評②  
【10】 映画評   
【11】俳句・連句① 俳句の作法  
【12】俳句・連句② 句会  
【13】俳句・連句③ 句会  
【14】俳句・連句④ 連句の作法・式目  
【15】俳句・連句⑤ 連句の実作
    連句は即興性が求められるため、授業時間内に作句することになる。
  
評価方法
授業時の課題により評価する。
教科書
配布資料による。
参考図書
授業時に適宜指示・紹介する。
備考