徳島文理大学シラバスシステム

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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】日本文化論

科目番号	74844	担当教員名	後藤　立夫	単位	2単位

科目群	一般	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	2年

授業概要
神話、年中行事、茶道、わび、さびについて学び、創造的日本文化の底流に流れているものを把握する。
到達目標
①　調べ、まとめ、発表できるようになる。②自ら進んで学ぶことができるようになる。③　日本文化の特質についての理　　解を深め、日本文化への価値観を高める。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	講義内容の紹介と受講について	講義形式を基本とするが、各自が関心を持つシラバス内のテーマについて調査・研究し、その成果をプレゼンテーションする。	自国の宗教の特徴や、宗教行事について調べておく
【2】	祖国の宗教の特徴や、宗教行事について発表し合い、生活の中でそれがどのような役割をしているかを知る。	意見交換講義質疑	教科書における関連説明を読み、「カミとホトケとキリスト教」について、ノートにまとめておくこと。
【3】	日本の宗教・・カミと仏とキリスト教（日本の宗教の多様性から日本文化の特徴を捉える。その１	意見交換講義質疑	日本の宗教の多様性と日本文化の関連を教科書を読んでノートにまとめておく。
【4】	日本の宗教・・カミと仏とキリスト教（日本の宗教の多様性から日本文化の特徴を捉える。その２	意見交換講義質疑	茶道の歴史について、利休以前の茶と以後の茶の湯の違いについてノートにまとめておく。「利休に聞け」などを読んでみる。「よくわかる茶道の歴史」（淡交社）を読んで茶道成立の歴史と由来をノートにまとめておく。
【5】	茶の湯・茶道の変遷・・その歴史（利休以前と以後の違い）１	意見交換講義質疑	もののあはれ、幽玄、わび、さび」とはどのようなことか。日本人の美意識についてしらべ、それらはどのような形で表されてきたか。ノートにまとめておく。
【6】	茶の湯・茶道の変遷・・その歴史（利休以前と以後の違い）２　佗茶をとおして日本人の美意識を知る。	意見交換講義質疑	教科書の「盆と正月」連項目を読んで、まとめておく。
【7】	年中行事の盆と正月について、またこれらが併存していることから、日本文化の特徴を理解する。１	意見交換講義質疑	カミとホトケ、盆と正月、幕府と朝廷、漢字と日本語、和魂洋才、和洋折衷、ホンネとタテマエ、自力と他力
【8】	年中行事の盆と正月などが併存していることから、日本文化の特徴を理解する。２	意見交換講義質疑	「日本」という国号の由来、徳島・阿波という県名の由来を調べてまとめておく
【9】	国号の由来、徳島・阿波の由来を理解する。	意見交換講義質疑	阿波踊り、人形浄瑠璃がなぜ郷土芸能となり現在まで続いているか。これらについて歴史的由来を調べておく。
【10】	郷土芸能「阿波踊り」「人形浄瑠璃」の成立と継承について１	意見交換講義質疑	それぞれについてその由来を調べておく｡
【11】	郷土芸能「阿波踊り」「人形浄瑠璃」の成立と継承について２	意見交換講義質疑	古事記成立の背景と意義について古事記神話のうち「好きな神話」を暗記する
【12】	古事記・・・神話　その１　人前で好きな神話を物語る。	意見交換講義質疑	その他の神話のいくつかの紹介
【13】	古事記・・・神話　その２	意見交換講義質疑	その他の神話のいくつかの紹介
【14】	古事記・・・神話　その２	意見交換講義質疑	これまでの学習を踏まえ､日本文化についてA4番5枚以内でレポートを作成して提出する。
【15】	まとめ　「日本文化の特質」とのテーマでのレポートを提出する。

評価方法
レポート、平常点等によって評価する。
教科書
日本文化論キーワード」有斐閣　「古事記」梅原猛　学研文庫、「古事記」NHK出版
参考図書
「よくわかる茶道の歴史」（淡交社）

備考
視聴覚教材の使用を予定。