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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 74991 | 担当教員名 | 武田 紘一 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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〔授業概要〕 本講では、教育の意味と人間教育の必要性、価値形成と教育の場、教育のねらい(目的・目標)、わが国の教育の歴史と現代の教育の特性、主な教育思想家、カリキュラム論、学習指導要領の変遷などについて、現代教育の課題を踏まえながら、これらに関する基本的内容を展開するとともに、主体的な学習態度も身につけるようにしていく。 |
到達目標 |
〔到達目標〕1.〈知識(理解)〉教育の目的に関わる基本的法令、教育の内容、我が国の教育史、教育の思想家、学校教の制度等々についての基礎的知識を理解できる。2.〈態度(関心・意欲)〉教育への関心を高めると共に、何事にも意欲を持って取り組む姿勢・態度を身につける。3.〈技能(表現)〉教育は人と人との関係学であることを踏まえ、コミュニケ−ションの重要性を認識して、学習における発表力や文章表現力を高め、同時に課題解決力を養う。4.(思考・判断)如何に覚えるかではなく、如何に考えるかということの大切さがわかり、思考し創造していく力を身に付け、同時に教育的価値判断ができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテ−ション: 今後の授業展開のためのシラバスや評価方法、時間外学習等について説明する。 | ・説明と質疑応答 | 復習:説明内容をノ−トにまとめる。 予習:テキストの該当箇所の熟読。 |
【2】 | 教育とは何か:「教育」の語義、広義と狭義の教育(学校、家庭、地域社会・・・生涯学習社会の観点から)。 | ・講義 ・質疑応答 | 復習:内容のポイントのまとめ。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読し、教育はいつから始まるのか、また教育しない場合の人間はどうなるかを考えておく。 |
【3】 | 教育の必要性:人間の発達と環境の関係。 | ・講義 ・予習、復習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:内容のポイントのまとめ。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読。 |
【4】 | 教育のねらい(1):教育基本法を中心にして。 | ・講義 ・予習、復習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:教育基本法の目的を整理する。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読。 |
【5】 | 教育のねらい(2):学校教育法の目的・目標を中心にして | ・講義 ・予習、復習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:学校教育法の目的・目標を整理する。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読し、不明な点を質問できるようにしておく。 |
【6】 | わが国の学校教育(1):明治・大正期における学校教育の特色。 | ・講義 ・質疑応答 | 復習:明治〜大正期教育の特徴をまとめる。 予習:戦前の昭和期の教育特性をおさえておく。 |
【7】 | わが国の学校教育(2): 戦後の学校教育はどのように変わってきたか。 | ・講義、 ・第一次米国教育使節団報告書の抄読。 ・質疑応答 | 復習:使節団報告書の影響についてまとめる。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読し、不明な点をチェックする。 |
【8】 | 欧米の教育思想(1):コメニウス、ロック、ルソ−、ペスタロッチの思想について | ・講義 ・復習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:各思想家の特徴(名前、国名、考え方、実践内容、著書など)をまとめる。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読し、不明な点をチェックする。 |
【9】 | 欧米の教育思想(2): フレ−ベル、コンドルセ、ヘルバルト、デュ−イらの思想について | ・講義 ・復習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:各思想家の特徴(名前、国名、考え方、実践内容、著書など)をまとめる。 予習:テキストの該当箇所を熟読し、学習指導要領とは何かを理解しておく。 |
【10】 | 学習指導要領の変遷:戦後の教育内容はどのように変わってきたか。と教育内容の変遷過程並びに現在の教育内容 | ・講義 ・質疑応答 | 復習:配布資料に関連するテキストの箇所を再読して不明な点を整理する。 予習:取得する免許状に関係する学校教育の内容を調べておく。 |
【11】 | 現在の教育内容:学校教育の教育内容(幼稚園、小学校、中学校、高等学校。学科によって力点が異なる。) | ・講義 ・予習、復習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:教育内容の諸問題をまとめる。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読。 |
【12】 | 教育課程:教育課程(カリキュラム)とは何か。スコ−プ、シ−クェンス、教育課程の一般的な類型。 | ・講義 ・予習、復習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:教科課程と教育課程の違いをまとめる。 予習:教育課程と指導計画の性格をおさえておく。 |
【13】 | 教育課程と指導計画の関係:教育課程の編成と指導計画作成においてはどのようなことを踏まえておくべきか。 | ・講義 ・予習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:教育課程の編成と指導計画作成における留意点をまとめる。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読。 |
【14】 | 教育方法:学習指導の基本原理と学習の指導の形態について | ・講義 ・予習、復習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:方法の基本原理と形態をまとめる。 予習:自作の配付資料(課題)を読み、解答する。 |
【15】 | 総括:授業内容の補足、理解不十分な内容の説明、課題として配付したプリント内容の質疑応答等中心 | ・講義 ・課題(プリント)の解説と質疑応答。 | これまで学んだ内容で、到達目標に達しているか否かを各自確認して、基礎的力量を確実なものとするよう努める。 |
評価方法 |
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筆記試験、発表、レポ−ト、平常点等によって総合的に評価します。 |
教科書 |
松島鈞、志村鏡一郎、福田弘監修『現代学校教育論』日本文化科学社 |
参考図書 |
必要に応じて資料配布。 |
備考 |
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授業では必ず予習・復習(まとめ等)をしなければなりません。また、予習・復習についてはその都度指名し、発表・発言を求めます。 |