徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    人間工学

科目番号30752担当教員名福井 弥生単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
(授業目的・方針 等)

人間生活に必要な機器や道具を設計するには、ヒトとモノとの合理的な相互関係を追求する必要がある。つまり人間にとって使い勝手や使い心地が良く、快適であり、しかも安全でなければならない。人間が住まいする住居や衣服、使用する道具等のデザインは人体が基準となっている。

そこで人間因子として、形態的因子を中心に、生理的因子、運動機構的因子、心理的因子の4因子をもとに、次の内容で講述する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】人間工学の概要  
【2】人間工学の歴史  
【3】人体の概観 人体の方位 体表区分  
【4】人体の構造 体幹・体肢の骨格  
【5】人体の筋肉 部位別の筋と働き  
【6】身体各部の構造と運動  
【7】人体の寸法および形態の把握法  
【8】マルチン式計測法 シルエッターによる体型把握(各自の身体形態を把握)  
【9】計測値の扱い方 体型の考察 体型の分類法  
【10】体型の比較(性差・地域差・人種差その他)  
【11】成長に伴う身体の変化 動作による身体部位の変化  
【12】高齢化と体型 動作による体表面の伸縮と衣服寸法のゆるみ  
【13】身体各部位の機能・寸法・形態と生活道具の寸法・形と使い易さ  
【14】衣服の圧迫 着脱の難易 衣服圧の実測値と官能値  
【15】人間工学とユニバーサルデザイン  
評価方法
定期試験とレポート(出席率を考慮)
教科書
テキスト:「衣服製作の科学」松山容子編著 他4名 建帛社 ,400
参考図書
備考