徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    総合科目A(文章表現)

科目番号32112担当教員名後藤 立夫単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
(授業目的・方針 等)
文章表現力を高めるためには,日常的に良書や新聞を読むことが大切である。これらの書物に親しむ態度を養い、読書をとおして書くことへの興味関心を高める。書くことによって、自己のアイデンティティの確立が図られ、思索が深まってゆく。そこで,基本的な文章の書き方について論理的且つ具体的に学習し,演習をとおして書くことへの興味や関心を高めながら,文章表現力の向上を図っていく。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】日本語による適切な文章表現をしていく上で、日本語への理解を深めることが重要である。そこで日本語の特徴を理解し、日本語に対する認識を深める。  
【2】どのように日本語の性質を利用し、あるいは制約されつつ言語表現を行っているか、具体例を引用しつつ日本語の性質や言語表現について考える。  
【3】日本語の特異性から、日本語のルーツについて仮説を元に考察する。  
【4】ヤマトコトバと漢字文化との関係性について理解し、日本語への認識を深める。  
【5】仮名遣い、送りがな、カタカナの使い方、区切り符号の使い方、原稿用紙の使い方など、表記の仕方についての理解を深め、正しい表記法を身につける。  
【6】敬語の正しい使い方を学習する。敬意を表すための言葉。へりくだる言葉。丁寧に表現して柔らかい感じを与える与える言葉。敬語が入った文章を書くときは文末がどうなっているかを考える。  
【7】正しい表記や基本的な表現の仕方、敬語の使い方などを学んできた。そのことをふまえて文章を様々な観点から点検し、不適切な表現を見つけて改めるなどの演習をすることで、それぞれの表現に生かす。  
【8】新聞のコラムを読んで、段落構成の型を学び、要約文、所感を書く。演習。  
【9】正確さを求められる文章について学ぶ。正確さを求められる文章では、5W1Hの要素を押さえていることが必要である。このことをふまえての演習をする。  
【10】読書での体験や感動を伝える。印象に残った場面や考え方に対してどのような発見や感動をしたか、またそこからどのような方向性を見いだしたか。  
【11】小論文を書く。レポート、報告書、企画分など目的に応じた小論文の書き方を学ぶ。  
【12】文章を読んで、小論文を書く。 演習。  
【13】グラフや表などの資料を見て小論文を書く。 演習。  
【14】環境問題、または、日本文化 についての小論文を書く。  
【15】総まとめ  
評価方法
ペーパーテスト、レポート、出席状況、授業態度
教科書
適宜プリントを配布
参考図書
本物の文章力 樋口裕一著 集英社新書 文章の書き方が身に付く法 工藤圭著 明日香出版社
備考