徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    グラフィックデザインⅠ(造形論を含む)

科目番号60723担当教員名和久 正明単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
コンピューターグラフィックスの技術の急速な進歩に かかわらず、やはり手で描くことがデザインの過程の中心です。デザインのアイディア を考えることは、紙の上で鉛筆やペンなどを使用して行われています。つまり、フリー ハンドによる描写能力が最も重要となります。ではどうすれば客観的な描写ができるようになるでしょうか。描くという行為は視覚による知覚の延長、つまり平面(2次元)上に空間的幻想をもたらすものです。私たちが 現に見ているものと、見ていると思っているものの違いについて理解を深めること、そして何をどう見ているのかを理解することが、素直で説得力のある描写技法の基礎となります。四角いフォーマットのもつ制約を学び、空間感、立体感、運動感、等々を感じさせる画き方や、視覚的演出、即ち特別な画き方の工夫をしなければなりません。私たちは自然を模倣する(捉える)試みと同時に、先人から多くのことを学ばねばなりません。西洋美術史・デザイン史への造形を深めると共に、構成課題にとりくみます。

授業では「模写」「着彩写生」「平面構成」の課題を制作することにより、一歩一歩着実 に基礎の力を身につけていきます。
到達目標
他人にメッセージを伝える様々な手法・技法を学び、作品のメッセージを感じ取れるようになります。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション:授業方針と用意する画材の説明。 花の写生(鉛筆とペンとインクを使います。)演習花の観察と研究。
【2】花の着彩。演習花の観察と研究。
【3】平面構成「花をアピールする。」①演習花の観察と研究。
【4】平面構成「花をアピールする。」②演習花の観察と研究。
【5】平面構成「花をアピールする。」③演習花の観察と研究。
【6】模写「白いものを描いた絵」①演習過去の作品の研究。
【7】模写「白いものを描いた絵」②演習過去の作品の研究。
【8】写生「レモン」演習過去の作品の研究。
【9】写生「トマト」演習過去の作品の研究。
【10】写生「鍋、フライパン」演習過去の作品の研究。
【11】模写「動物をテーマした絵」①演習過去の作品の研究。
【12】模写「動物をテーマした絵」②演習過去の作品の研究。
【13】平面構成「動物をアピールする。」①演習過去の作品の研究。
【14】平面構成「動物をアピールする。」②演習過去の作品の研究。
【15】平面構成「動物をアピールする。」③演習過去の作品の研究。
評価方法
学習態度と作品
教科書
参考図書
備考