徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    デッサンⅠ

科目番号60724担当教員名和久 正明単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
線も輪郭も自然には存在しません。しかし人間は線を描けば(デッサンを描けば)自分が知覚したフォルムを再現すると認識します。つまりデッサンとは、知的なプロセスを翻訳して線に移しかえること、と言えます。再現的な技法で描くこと(写実的なデッサン)は、理解することであり、心の内面であり、哲学なのです。

先入観を振りはらおうともがき、画面に描くフォルムをもっと近づけようとするうちに、描き手はモデル(モチーフ)との同一化状態に入り込んでいくのです。フォルムの本質をつかむためには、モデルを感じ取ることが必要です。これには全身全霊を打ち込むほどの感情移入が求められます。同一化する能力を開発するに従ってデッサンが上達します。同一化には大変なエネルギーを要します。しかし観察対象に全力集中し、体験したことを手が自由に翻訳できたとき、我を忘れるような幸福感が生じます。
到達目標
見ること、観ること、感じること、これらの違いを知るようになります。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテイション ① 用意する画材と、水張りの仕方を説明します。 ② 描くという行為を視覚による知覚の延長、つまり、平面上に空間的幻想をもたらすものとして検討します。演習様々な過去の作品の研究
【2】クロッキーと自画像デッサン演習様々な過去の作品の研究
【3】クロッキーと静物デッサン演習様々な過去の作品の研究
【4】クロッキーと静物デッサン演習様々な過去の作品の研究
【5】幾何形態デッサン演習様々な過去の作品の研究
【6】幾何形態デッサン演習様々な過去の作品の研究
【7】動物写生(動物園に行きます)演習様々な過去の作品の研究
【8】動物写生(動物園に行きます)演習様々な過去の作品の研究
【9】静物デッサン演習様々な過去の作品の研究
【10】静物デッサン演習様々な過去の作品の研究
【11】石膏デッサン演習様々な過去の作品の研究
【12】石膏デッサン演習様々な過去の作品の研究
【13】石膏デッサン演習様々な過去の作品の研究
【14】石膏デッサン演習様々な過去の作品の研究
【15】石膏デッサン演習様々な過去の作品の研究
評価方法
学習態度と作品
教科書
参考図書
備考