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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 12624 | 担当教員名 | 田尾 公生 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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1年で学習した簿記論との継続性に配慮しつつ、記帳処理の裏付けとなる会計理論に触れることにより、会計学の基礎的知識を習得させる。 必ず「会計学」とあわせて履修すること。 |
到達目標 |
日本商工会議所主催簿記検定試験2級(商業簿記)程度の実力を養成することを目標とする。 1 知識(理解)・・・・演習を通して複式簿記の記帳方法を理解するとともに、企業の経営分析ができる能力を養う。 2 態度(関心・意欲)・演習により財務諸表を学ぶことで企業のCSR(社会的責任)を高める力を身に付ける。 3 技能(表現)・・・・演習により利害関係者に企業の経営状況について、財務諸表を通して説明できる能力を高める。 4 思考・判断(主体性)・財務諸表(特にB/S・P/L/・S/S)から企業の業績を評価する考えを養う。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 税効果会計その1 (基礎) | 一斉講義・演習 | 法人税等の調整、貸倒引当金繰入限度超過額について理解をする。 減価償却費の償却限度超過額、その他有価証券評価差額金について理解する。1時間 |
【2】 | 税効果会計その2(応用・過去問含) | 一斉講義・演習 | 税効果会計の復習。1時間 |
【3】 | 精算表と財務諸表(P/L・B/S) | 一斉講義・質疑応答、小テスト | 演習により報告式損益計算書、報告式貸借対照表の作成する。2時間 報告式損益計算書、報告式貸借対照表の作成を理解する。2時間 |
【4】 | 財務諸表(応用・過去問含) | 一斉講義・質疑応答、小テスト | 財務諸表の作成順序に留意し過去問を解く。2時間 |
【5】 | 株主資本等変動計算書(S/S) | 一斉講義・質疑応答 | 純資産の動きを株主資本等変動計算書(S/S)の作成により理解する。2時間 |
【6】 | 本支店会計(その1)(基礎) | 一斉講義・演習、小テスト | 本支店取引の仕訳を理解する。1時間 支店独立会計制度による本支店間の取引について理解する。1時間 |
【7】 | 本支店会計(その2)(応用) | 一斉講義・質疑応答、小テスト | 本支店間の合併財務諸表を作成する。2時間 総合損益勘定による振替仕訳を理解する。1時間 |
【8】 | 連結会計(その1)タイムテーブル利用 | 一斉講義・質疑応答 | 連結会計の仕組みを仕訳を通して理解する。2時間 支配獲得日の連結修正仕訳を理解する。1時間 練習問題を解く。2時間 |
【9】 | 連結会計(その2)成果連結 | 一斉講義・質疑応答 | 連結会計の成果連結を仕訳を通して理解する。1時間 内部取引の債権債務消去、貸倒引当金の修正、手形取引及びダウストリーム・アップストリームを理解する。2時間 |
【10】 | 連結会計(その3)総復習 | 一斉講義、演習 | 過去問を解く。4時間 |
【11】 | 連結財務諸表(その1)B/S | 一斉講義(プテゼン利用)・質疑応答、小テスト | 部分所有、のれん、1年目の連結、のれん償却、子会社当期純損益の振替、配当金の修正を理解する。1時間 連結財務諸表(連結P/L、連結B/S、連結S/S)を理解し、問題を解く。1時間 |
【12】 | 連結財務諸表(その2)P/L | 一斉講義(プテゼン利用)、演習、小テスト | 支配獲得日後2年目の連結、及びタイムテーブルの作成方法を理解する。1時間 連結財務諸表(連結P/L、連結B/S、連結S/S)を理解し、問題を解く。1時間 |
【13】 | 結財務諸表(その3)精算表(P/L・S/S・B/S) | 一斉講義・質疑応答、小テスト | 連結精算表の中で、P/LからS/S、S/SからB/Sへ科目間の数値移動を理解する。3時間 |
【14】 | 連結財務諸表(その4)過去問 | 一斉講義、演習 | さまざまな練習問題により、なぜ連結財務が必要なのか、気付かせる。2時間 |
【15】 | まとめ | 一斉講義・質疑応答、小テスト | 子会社が複数ある連結財務諸表の作成を理解する。3時間 |
評価方法 |
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定期テスト(60%)、小テスト(20%)、平常点(20%、課題リポート及び説明能力等) |
教科書 |
「スッキリわかる日商簿記2級」第16版 「合格するための本試験問題集 日商簿記2級」 2024年SS対策 |
参考図書 |
「合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記」TAC簿記検定講座 TAC出版 「合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記」TAC簿記検定講座 TAC出版 「財務会計講義」 第24版 桜井久勝著 中央経済社 「初めて学ぶ連結会計の基礎」 飯塚幸子著 税務研究会出版局 |
備考 |
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到達目標を達成するには、授業を休まず受講し、予習復習など課題意識をもって繰り返し練習することで知識の定着を図ることが大切である。「会計学」との連携による実力養成が必要である。なお、財務諸表を含め、諸帳簿は、すべてプレゼンにより説明するとともに、クラスルームで小テスト等の解答を公表します。定期テスト解答もGoogle Classroomにアップします。 【オフィスアワー:木曜日4限目、及び随時相談】 科目コード 「60OB206S」 昭和55年〜昭和60年 東京都教員 昭和61年〜平成28年 徳島県教員 令和2年〜令和3年 徳島大学総合科学部 会計学 非常勤講師 [クラスコード][4orxhkg] |