徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    経済学��

科目番号53014担当教員名鍛冶　博之単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
経済というと「数式がたくさん使われ非常に難しい」という印象を持つかもしれません。しかし経済活動は私たちの日常生活に深く関わっています。経済を学ぶことは私たちが何気なく過ごしている日常生活を見つめることにもなるのです。
この講義では、経済活動によって引き起こされる様々な現象を様々な角度から学び、経済全般についての基本的知識を習得することを目的とします。
到達目標
経済学では基本的に経済現象を数値や図表で理解することが多いですが、この講義では「経済学�機廚飽�き続いて、まず経済に関する基本用語を習得しつつ、経済現象を日本語でしっかり理解し説明できるようになることが目標です。そして講義で習得した知識を実際の日本社会に応用できるようになることも目標となります。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】日本経済を見る視点
・日本経済を観察する際に注目すべき点を理解する
・日本経済が直面する課題の概要を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【2】経済主体と経済循環
・経済活動における4つの構成要素を理解する
・国民経済の循環プロセスを全体的構成を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【3】資本主義と社会主義
・産業革命の発生経緯と発生条件を理解する
・資本主義経済と社会主義経済の特徴を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【4】景気の変動と調節
・景気変動（景気循環）のプロセスを理解する
・変動する景気を調整する基本的方法を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【5】金融と日本銀行
・金融の意味と銀行の三大業務を理解する
・日本銀行（日銀）の金融政策を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【6】財政と税
・財政の意味と機能と原則、財政投融資の意味と現状を理解する
・税の課税方法、納税方法、種類を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【7】労働と職業
・日本の労働環境を現状と課題を理解する
・労働基本権（労働三権と労働三法）の内容を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【8】社会保障と社会福祉
・社会保障制度の意味、内容、課題を理解する
・社会保険制度の概要を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【9】産業構造の変化
・産業構造の変遷に関するさまざまな法則を理解する
・日本における産業構造の変遷実態を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【10】農業の現状と課題
・農業の分類方法や特徴を理解する
・日本の農業が抱える諸課題を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【11】資源とエネルギー
・資源やエネルギーをめぐる世界的な特徴と課題を理解する
・日本の原子力政策と自然エネルギーへの関心について理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【12】公害問題
・公害の意味、発生要因、歴史を理解する
・日本における公害、環境対策の実態を理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【13】国際経済の動向
・円高と円安の意味や特徴を理解する
・戦後の世界経済再編の動きを理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【14】経済統合とＥＵ
・経済統合の意味、背景、段階を理解する
・EUに至るヨーロッパ経済の統合への動きを理解する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
【15】講義のまとめと補足
・講義で学んだことを参考にして、日本経済が抱える課題を自分なりに整理する		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります（次回の講義で、理解度確認小テストを定期的に実施します）。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。
評価方法
平常点、小テスト、レポート（40％程度）と期末試験（60％程度）を総合的に評価します。
また講義への積極的な参加姿勢（発言、発表、質問）も評価していいと思っています。
期末試験の成績だけでは単位取得が難しいことを念頭に置いてください。
なお、より詳細な評価方法については、講義開始後に言及したいと思います。
教科書
教科書は使用しません。
したがって、講義に毎回出席して説明に耳を傾け、自筆ノートをしっかり作成することが重要になります。
参考図書
日本や世界の動きを数値やグラフを使って眺めてみたい学生や、ミクロ経済学やマクロ経済学の基礎を学びたい学生は、手始めに以下のような手軽な文献を熟読されるとよいです。
・弘兼憲史『知識ゼロからの経済学入門』幻冬舎、2008年。
・笠崎泰之監修『3時間でわかる経済学入門』早稲田大学出版、2003年。　　など

日本経済の現状について手軽に学びたい学生には、以下の本があります。
・小峰隆夫『ビジュアル　日本経済の基本』日本経済新聞出版社、2007年。
・岡部直明『日本経済入門』日本経済新聞出版社、2007年。

その他、活用できそうな参考文献については、その都度、講義中に紹介します。
備考
板書中心に進めますので、自筆ノートを作成するように心がけてください。
必要に応じて参考資料も配布します。
また、受講者数にもよりますが、受講者には講義内容を参考にした報告の機会を設けてもいいと考えています。