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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 54266 | 担当教員名 | 大西 安代 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| １年で学習した簿記論との継続性の上で会計学の基礎的知識を習得させる。記帳処理の裏付けとなる 考え方としての会計理論も簡単に説明する。必ず「会計学演習」とのセットで受講することが必要である。 |
| 到達目標 |
| 日商簿記検定２級株式会社会計の内容を理解させることを目標とする。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 総論（簿記と会計） | 講義 | 日商３級で学習した簿記一巡の手続きを復習する。 |
| 【2】 | 流動資産その１ | 講義と質疑応答 | (予習)テキスト熟読 「銀行勘定調整表について考える」 (復習)預金残高の不一致となる原因を考察 |
| 【3】 | 流動資産その２ | 講義・質疑応答 | 有価証券に関する基本的な処理の復習 端数利息の処理，差入れ・預り，貸借などの学習 |
| 【4】 | 流動資産その３ | 講義・質疑応答・小テスト | ３級で学習した商品売買の記帳方法に加え，その他の記帳方法や期末商品の評価の学習 |
| 【5】 | 固定資産その１ | 講義・質疑応答 | ３級で学習した固定資産の購入，売却，決算の処理を復習し， 学習範囲である建設代金の前渡し，買換え，廃棄，除却，滅失について |
| 【6】 | 固定資産その２ | 講義・質疑応答・演習・小テスト | 無形固定資産・償却・投資・その他の資産について学習し理解する |
| 【7】 | 株式会社会計その１ | 講義・質疑応答 | 株式会社所有の固有の会計処理について理解する |
| 【8】 | 株式会社会計その２ | 講義・演習 | 会社が社債を発行したときの一連の会計処理を理解する |
| 【9】 | 株式会社会計その３ | 講義・質疑応答・小テスト | 株式会社の利益は，株主のものであるので利益がどのように処分されるか学習するとともに 損失が出た場合の処理も理解する |
| 【10】 | 決算その１ | 講義・演習 | 決算整理事項の説明で精算表の理解する |
| 【11】 | 決算その２ | 講義・演習・小テスト | 帳簿の締め切り方法について英米式決算と大陸式決算法について理解する |
| 【12】 | 本支店会計その１ | 講義・演習 | 本支店会計特有の仕分けを理解する |
| 【13】 | 本支店会計その２ | 講義・演習・小テスト | 本支店合併財務諸表の作成 |
| 【14】 | 帳簿組織その１ | 講義・演習 | 実務上，仕訳帳の代わりに用いられている伝票会計の作成 |
| 【15】 | 帳簿組織その２ | 講義・演習・小テスト | 複数の仕訳帳の基本的記入方法の作成にもとづいて さらに売掛金元帳・買掛金元帳等の作成 |
| 評価方法 |
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| 総括・平常点・課題提出 |
| 教科書 |
| 日商簿記２級テキスト 大原簿記学校編 大原出版 |
| 参考図書 |
| プリント配付 |
| 備考 |
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| 到達目標を達成するには，授業を休まず受講し，予習復習など課題意識をもって繰り返し練習することで 知識の定着を図ることが大切である。「会計学演習」との連携による実力養成が必要である。 |