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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 84110 | 担当教員名 | 西田 誠 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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実践的な〈プレゼンテーション〉能力獲得のために、現代社会における〈プレゼンテーション〉の意義と役割とを理解し、そのために必要な理論と方法とを学ぶ。〈プレゼンテーション〉は、その内容が「聞き手」に伝わらなければ目的は果たせない。このことを念頭に置いて、受講生各自が自分なりの方法を獲得できるよう、講義とともに毎時の課題に取り組む。 |
到達目標 |
社会における〈プレゼンテーション〉の意義と役割とを理解し、その方法を実践できること。授業では、これを確認するために、「用語」、「概念」ついて、授業内容に応じて確認の試験を行う。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 現代社会における〈プレゼンテーション〉の意義 | 講義 | 次回課題の準備 |
【2】 | 1分間〈プレゼン〉演習 実際に1分間の〈プレゼンテーション〉を試みる。 予想外に「伝わらない」ことが実感できよう。では、どうすればよいか? また、「伝わらない」のはなぜか? まずは、自らが考え、議論する。 | 授業のまとめレポート | |
【3】 | 目的に応じた〈プレゼンテーション〉の分類 うまく「伝える」ために、〈プレゼンテーション〉が目的によって分類されることを理解しなければならない。「知らせる」「教える」「説得する」「行動を促す」。いずれも、「伝える」ことに違いはないが、聞き手に関する関与の度合いが異なるため、ゴールも異なる。 | TV番組等〈プレゼンテーション〉教材のレポート | |
【4】 | 〈プレゼンテーション〉における「ノイズ」 「伝わらない」のはなぜか? その大きな原因に「ノイズ」と呼ばれるものがある。話し手から聞き手に情報が伝わる際に障害となるものである。その存在と性格を知ることによって、より「伝わる」プレゼンが可能となる。 | 次回テスト「ノイズ」について復習 | |
【5】 | ストーリー展開 「ノイズ」を除去するため、〈プレゼンテーション〉の効果を高める方法の一つが〈ストーリー〉展開である。序論・本論・結論。言いたいことを先に簡潔に言う。 | ||
【6】 | ストーリー構成 各自が決めたテーマで〈プレゼンテーション〉(行動を促すプレゼン)を実践するために、「ストーリー」を作成する。「序論」の内容は? 「本論」ではどこまで「説明」するのか? 「結論」では何を述べるのか? | 次回演習の準備 | |
【7】 | 〈プレゼンテーション〉の実践1 〈プレゼンテーション〉を実践し、その問題点を指摘し合い、各自が認識する。 | 次回演習の準備 | |
【8】 | 〈プレゼンテーション〉の実践2 「実践1」の問題点を踏まえ、改善した〈プレゼンテーション〉を実践する。 | 実践演習のまとめレポート | |
【9】 | 話しことば1 〈プレゼンテーション〉主体は「話すこと」である。では、「わかりやすい話し方」とは? 書きことばとの違い。日本語の特性。これらのことを確認することで、自らの話し方を見る。 | 次回テスト「日本語」について復習 | |
【10】 | 話ことば2 「1」を踏まえ、「話しことば」を使う際に留意すべき点を確認する。「ことば」は話し手と聞き手によって共有されるものであるので、聞き手に応じた「語彙」を用い、聞き手にわかる「話し方」をしなければならない。 | 次回テスト「日本語」について復習 | |
【11】 | 聞きたい〈プレゼンテーション〉 〈プレゼンテーション〉は「説明」ではない。聞き手に理解をもとめるのではなく、印象に残し、共感してもらうことを目的とする。そのために、話し手がしなければならないことは何か? まずは、聞き手のニーズを知ることである。実践3の準備として、聞き手にニーズ。聞きたい〈プレゼンテーション〉のテーマを考える。 | 次回演習の準備 | |
【12】 | 〈プレゼンテーション〉実践のために これまで、「話す」ことについて学んできた。それ以外に〈プレゼンテーション〉に求められるものがある。姿勢・服装・立ち位置・目線など。理論とともに、実際に〈プレゼンテーション〉を行う立場から議論する。 | 授業のまとめレポート | |
【13】 | 〈プレゼンテーション〉の実践3 まとめとしての〈プレゼンテーション〉を実践する。 | 授業のまとめレポート | |
【14】 | まとめとしての〈プレゼンテーション〉を実践する。 | 授業のまとめレポート | |
【15】 | 〈ビジュアル化〉 〈プレゼンテーション〉のツールとして、例えば、「パワーポイント」などによる〈ビジュアル化〉は極めて効果がある。それらの紹介とともに、機器の使用はあくまでも補助的なものであり、あくまでも主体は「話すこと」であることを確認する。 |
評価方法 |
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毎時間の課題・テストとともに期末試験によって総合的に評価する。 |
教科書 |
配布資料による。 |
参考図書 |
授業時に適宜指示する。 |
備考 |
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