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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 84366 | 担当教員名 | 田尾 公生 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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1年で学習した簿記論との継続性に配慮しつつ、記帳処理の裏付けとなる会計理論に触れることにより、会計学の基礎的知識を習得させる。 必ず「会計学」とあわせて履修すること。 |
到達目標 |
日本商工会議所主催簿記検定試験2級(商業簿記)程度の実力を養成することを目標とする。 1 知識(理解)・・・・演習を通して複式簿記の記帳方法を理解するとともに、企業の経営分析ができる能力を養う。 2 態度(関心・意欲)・演習により財務諸表を学ぶことで企業のCSR(社会的責任)を高める力を身に付ける。 3 技能(表現)・・・・演習により利害関係者に企業の経営状況について、財務諸表を通して説明できる能力を高める。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 総論(簿記一巡の手続きと財務諸表) | 講義 | 日商3級で学習した簿記一巡の手続きを復習する。 1時間 |
【2】 | 株式会社会計その1 | 講義・質疑応答 | 株式会社固有の会計処理について理解する。1時間 |
【3】 | 株式会社会計その2 | 講義・質疑応答、小テスト | 株式会社の利益は、株主のものであるので利益がどのように処分されるか学習するとともに、損失が出た場合の処理も理解する。2時間 |
【4】 | 固定資産その1 | 講義・質疑応答、小テスト | 無形固定資産・償却・投資・その他の資産に関する記帳方法を理解する。1時間 |
【5】 | 固定資産その2 | 講義・質疑応答 | 3級で学習した固定資産の購入、売却、決算の処理を復習し、更に建設代金の前渡し、買換え、廃棄、除却、滅失に関する処理ついて理解する。2時間 |
【6】 | 社債の発行・償還 | 講義・質疑応答、小テスト | 会社が社債を発行したときの一連の会計処理を理解する。2時間 |
【7】 | 流動資産その1 | 講義・質疑応答、小テスト | 3級で学習した商品売買の記帳方法に加え、その他の記帳方法や期末商品の評価方法について理解する。1時間 |
【8】 | 流動資産その2 | 講義・質疑応答 | 有価証券に関する基本的な処理の復習と端数利息の処理、差入れ・預り、貸借などの処理について理解する。2時間 |
【9】 | 流動資産その3 | 講義・質疑応答 | テキスト熟読し「銀行勘定調整表」の意義について考え、不一致となる原因を考察する。2時間 |
【10】 | 決算その1 | 講義、演習 | 決算整理事項の仕訳と精算表の作成方法を理解する。1時間 |
【11】 | 決算その2 | 講義・質疑応答、小テスト | 帳簿締め切りの方法と繰越試算表の作成方法を理解する。2時間 |
【12】 | 本支店会計その1 | 講義、演習、小テスト | 本支店会計特有の仕訳法を理解する。1時間 |
【13】 | 本支店会計その2 | 講義・質疑応答、小テスト | 本支店合併財務諸表の作成方法を理解する。1時間 |
【14】 | 帳簿組織その1 | 講義、演習 | 伝票と仕訳日計表の作成方法を理解する。1時間 |
【15】 | 帳簿組織その2 | 講義・質疑応答、小テスト | 複数仕訳帳制と補助簿への転記の方法について理解する。2時間 |
評価方法 |
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定期テスト(60%)、小テスト(20%)、平常点(20%) |
教科書 |
「合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記」TAC簿記検定講座 TAC出版 |
参考図書 |
「合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記」TAC簿記検定講座 TAC出版 |
備考 |
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到達目標を達成するには、授業を休まず受講し、予習復習など課題意識をもって繰り返し練習することで知識の定着を図ることが大切である。「会計学」との連携による実力養成が必要である。 【オフィスアワー:水曜日午後、25号館4階(情報センター)】 昭和55年〜昭和60年 東京都教員 昭和61年〜平成28年 徳島県教員 |