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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 84367 | 担当教員名 | 田尾 公生 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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原価計算の基本的な考え方と、具体的な算出方法および「製造業」で用いられている工業簿記の記帳法を学習する。 必ず「原価計算演習」とあわせて履修すること。 |
到達目標 |
日本商工会議所主催簿記検定試験2級(工業簿記)程度の実力を養成することを目標とする。 1 知識(理解)・・・・・工業簿記の記帳方法を理解するとともに、工場会計の経営分析ができる能力を養う。 2 態度(関心・意欲)・・財務諸表を学ぶことで工場経営のCSR(社会的責任)を高める力を身に付ける。 3 技能(表現)・・・・・利害関係者に工場の経営状況について、財務諸表を通して説明できる能力を高める。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 原価とは | 講義 | 原価計算の基本的な流れを理解する。1時間 |
【2】 | 工業簿記の記帳体系 | 講義・質疑応答 | 工業簿記で用いれる主な勘定科目と記帳体系を学習し、原価計算の流れを理解する。2時間 |
【3】 | 原価の費目別計算 | 講義・質疑応答 | 材料費・労務費・経費の分類と消費額の計算方法を理解する。1時間 |
【4】 | 製造間接費の配賦 | 講義・質疑応答、小テスト | 製造間接費の製品別への配賦計算や差異分析を理解する。1時間 |
【5】 | 個別原価計算 | 講義・質疑応答 | 個別原価計算における製品原価の集計方法を学習し指図書別原価計算表を作成する。2時間 |
【6】 | 部門別原価計算 | 講義・質疑応答 | 部門別計算の全体の流れや計算手続きを理解する。 2時間 |
【7】 | 単純総合原価計算 | 講義・質疑応答、小テスト | 単純総合原価計算の計算方法について理解する。 1時間 |
【8】 | 工程別総合原価計算 | 講義・質疑応答 | 単一製品を2以上連続する工程において大量に生産する生産形態を理解する。2時間 |
【9】 | 流動資産その3 | 組別総合原価計算 | 組別原価計算の手続きを理解する。2時間 |
【10】 | 等級別総合原価計算、小テスト | 講義・質疑応答 | 等級別総合原価計算の方法について完成品総合原価に等価係数を用いた場合を理解する。2時間 |
【11】 | 減損および仕損 | 講義・質疑応答 | 減損費、仕損費について理解する。1時間 |
【12】 | 工企業の財務諸表 | 講義・質疑応答、小テスト | 損益計算書・貸借対照表・製造原価報告書の作成方法について理解する。2時間 |
【13】 | 工場会計の独立 | 講義・質疑応答 | 工場会計を本社より独立させた時の手続きについて理解する。1時間 |
【14】 | 標準原価計算 | 講義・質疑応答 | 標準原価計算による完成品原価、仕掛品原価の計算や、原価差異の原因別分析について理解する。3時間 |
【15】 | 直接原価計算 | 講義・質疑応答 | CVP分析や損益計算書作成方法を理解する。3時間 |
評価方法 |
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定期テスト(60%)、小テスト(20%)、平常点(20%) |
教科書 |
「スッキリわかる日商簿記2級 工業簿記」 滝澤ななみ TAC出版 |
参考図書 |
「合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記」TAC簿記検定講座 TAC出版 |
備考 |
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到達目標を達成するためには、日々の授業を大切にするとともに、毎時間の授業の予習・復習を行うことが必要である。 質問は適宜受け付けるが、時間がかかる場合は、水曜日の午後の質問時間を設ける。場所は、25号館4階(情報センター)です。 |