徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    作曲法��

科目番号12326担当教員名松岡　貴史単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
音楽作品がどのように意図され、構築されているのか、楽曲分析をとおして学び、考える。分析にあたっては特に、拍節、リズム、フレーズ、形式などの時構成要素や、和声、調などの音構成要素の他、モティーフ操作に着目する。ピアノ小品、複合三部形式・ロンド形式・ソナタ形式などによる曲を対象とし、音楽作品の理解を促し、また、作曲に生かせるようにする。また、これらの楽曲分析の間に「三部合唱（ア・カペラ）への編曲」、最後に「自由な編成による作曲」の演習を行い、作品はクラス内で適宜発表させ、互いの作品に関心を持たせ、考えさせ、そのようなプロセスをとおして作曲法の技術を向上させる。このように、作曲をとおして、音楽作品に対して作る側からの視点をもたせる。
到達目標
音楽作品がどのように意図され、構築されているのか、楽曲分析をとおして学び、考える【知識・理解】。また、作編曲においては自らの感性を大切にし、創造への意欲をもって自分らしい表現をするとともに、互いの作品に関心を持ち【関心・意欲・態度】、考え【思考・判断】、そのようなプロセスをとおして作曲法の技術を向上させる【技能・表現】。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】楽曲分析とは？講義
「一斉講義形式」		楽曲分析の方法について理解する（４５分）
【2】楽曲分析（ピアノ小品１）演習
「一斉講義＋演習形式」		授業で解説した実施方法を参考に、楽曲分析を試みる（６０分）
【3】楽曲分析（ピアノ小品２）演習
「一斉講義＋演習形式」		音楽の内容と形式の関連を理解するとともに自ら楽曲解釈する（６０分）
【4】三部合唱（ア・カペラ）の書法講義
「一斉講義形式」		譜例の中から選曲したメロディーをもとに三部合唱に編曲する（６０分）
【5】三部合唱（ア・カペラ）への編曲
（１）編曲		演習
「一斉講義＋演習形式」		和声と声部進行との関係をよく確かめ推敲する（６０分）
【6】三部合唱（ア・カペラ）への編曲
（２）推敲		演習
「一斉講義＋演習形式」		声部同士の対位法的な関係や書法上の変化を工夫し推敲する（６０分）
【7】三部合唱（ア・カペラ）への編曲
（３）発表		演習「プレゼンテーション＋ディスカッション形式」各編曲作品の魅力をよく味わい、すばらしい点を書き留める（６０分）
【8】楽曲分析（複合三部形式）演習
「一斉講義＋演習形式」		授業で楽曲分析した曲を楽曲解釈し演奏表現に役立てる（４５分）
【9】楽曲分析（ロンド形式）演習
「一斉講義＋演習形式」		授業で楽曲分析した曲を楽曲解釈し演奏表現に役立てる（４５分）
【10】楽曲分析（ソナタ形式）
（１）分析		演習
「一斉講義＋演習形式」		ソナタ形式の曲を楽曲分析する（６０分）
【11】楽曲分析（ソナタ形式）
（２）解釈・表現		演習
「一斉講義＋演習形式」		楽曲分析したソナタ形式の曲を楽曲解釈し演奏表現に役立てる（６０分）
【12】自由な編成による作曲
（１）構想		演習
「一斉講義＋演習形式」		自由な編成による作品を構想する（６０分）
【13】自由な編成による作曲
（２）作曲		演習
「一斉講義＋演習形式」		音符を楽譜に書き進め作曲する（９０分）
【14】自由な編成による作曲
（３）推敲		演習
「一斉講義＋演習形式」		推敲し作品を完成する（９０分）
【15】自由な編成による作曲
（４）発表		演習「プレゼンテーション＋ディスカッション形式」各作品の魅力をよく味わい、すばらしい点を書き留める（６０分）
評価方法
毎回の課題の実施状況（40％）、作品の完成度（40％）、受講態度（20％）により、学習過程を重視し、学修成果を総合的に評価する。
定期試験の解答等は、グーグルクラスルームに掲示する。
教科書
資料をその都度配布する
参考図書
特になし
備考
オフィスアワー：月曜日3講時、51001室
クラスコード： rhmuui5
実務経験なし