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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 12492 | 担当教員名 | 松村 豊大 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 一般 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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卒業後、多くの学生は社会人になったり、家庭人になったりする。その「くらし」の場面で、法律はどのように人生にかかわってくるのか、その関係を考えてみる。 就職、子育てと仕事の両立、転職、物の購入、恋愛、失恋、結婚、出産、親子関係、離婚、介護、相続、死亡、移住 このようなくらしの場面で想定されうる「事態」について、どのように法律がかかわるか考える。 なお、授業は少人数にクラスを分けたグループディスカッションを中心とするアクティブラーニングの形式をとる。 |
到達目標 |
知識 人生における「くらし」の各場面での法律の働きを知る。 態度 法律について正しい見方ができ、法律を社会人、家庭人としての「規範」であるととらえることができる。 技能 法律の条文を検索し、「事態」に応じた法律を発見できる。その条文の意味するところを正しく調べることができる。 思考・判断 この科目で扱った事態に実際に遭遇した時に正確な判断ができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 授業の進め方の説明、アクティブラーニングとルーブリック評価、グループ分け、座席指定、教科書の用い方、スマートフォンによる条文検索の方法、課題の提示 | 授業の進め方の説明、アクティブラーニングの準備 | (カッコ)に記載する時間は、個人差があるが、教員が考える必要時間である。課題についての考察(60分) |
【2】 | 一人前って何歳から、少年犯罪 | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【3】 | 働く自由・女であることの自由(1) 職場のジェンダー 雇用均等法 | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【4】 | 働く自由・女であることの自由(2)セクシャル・ハラスメント、 | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【5】 | 働くことの自由(1) アルバイト・パート | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【6】 | 働くことの自由(2) 正社員は責任が重すぎてやめられない? | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【7】 | スマートな消費者を目指せ(1) 悪質商法を撃退する | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【8】 | スマートな消費者を目指せ(2) 交通事故と命の値段 | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【9】 | 恋愛のルール(1) 親しき中にもレイプあり? | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【10】 | 恋愛のルール(2) 失恋 恋の清算 | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【11】 | 結婚の夢と現実 夫婦別姓 | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【12】 | 子どもを産む 産まない 妊娠中絶 | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【13】 | 離婚 離婚と財産分与 | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【14】 | 介護 親の介護 | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【15】 | 国際関係 FGMという人権侵害 | 小グループによる討議 担当者の教科書を用いた解説 | 授業内容のレポート作成(90分)課題についての考察(60分) |
【16】 | 成果物返却 | 全体の授業の感想を報告しあう。 |
評価方法 |
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各回の授業において、A4版1枚の「課題」を課す。 課題は、授業で新しく知りえたこと、グループで話し合ったことを記述することである。 その課題を4段階の「ルーブリック評価」知りえたことが正確にまとめられているか、話し合いの要点が記録されているかという観点で評価し、最高のものに8点を与える。 その課題を14回分合計し、100点満点に換算し評価する。したがって評価割合は「毎回のレポート「課題」100%」である。 |
教科書 |
副田他著『ライフステージと法(第7版)』2017年7月 有斐閣 978-4-641-22101-7 1900円+税 教科書は、女子短大生「専用」に書かれたものであるが、男子学生も立場を変えて考えてみるために全員購入し、授業時持参のこと。 毎回のレポートを書くためには必須のものである。 |
参考図書 |
山下、宇賀編『ポケット六法』平成30年版 |
備考 |
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課題は、原則として翌週の授業時の最初に回収する。その課題の提出でもって、出席確認、評価をおこなう。したがって1度欠席すると2回の欠席になる。また、翌週の授業時までに課題が提出されなかった場合は当該回の点数は与えない。 スマートフォンを授業の教室に持参してください。検索用のChromeなどが使えるものであること スマートフォンの情報を信じすぎると全く「間違った」考え方にたどり着いてしまうことがよくあります。課題をするときには使わないほうが良いですね。 「実務経験 1983年〜2002年 国土交通省(運輸省)職員」 |