徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    実技AⅡ(弦楽器)

科目番号42548担当教員名備考欄記載の教員単位3単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
①音程に対する音感覚や正確さを身につける。②より良く演奏する為の手段である音階を練習する。③楽曲演奏技能の向上を図る。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】両足を肩幅にひろげて重心を中心又は左足に置いてしっかりと立つ。楽器を左肩に乗せ、顔を少し左向きにし、顎を顎当てにつけ、その顎を首の後ろがまっすぐになる気持ちで、後にひく。  
【2】右手は親指と中指で円を作ってみる。親指は直角のままで、中指の第2関節と親指の先で弓を軽くはさむ。すべての指を少し広げてバランス良く持つ、コブシはエクボができるようにして平らに保つ。  
【3】楽器をかまえ、弓を弦の上に乗せて音を弾き出す。弓は、中央、先、元と大きく3ヵ所に分けて、肩、肘、手首、指とすべての関節18ヵ所の力をぬいて、それぞれの部分を使って音を弾き出す。全弓を使ってボーイングの練習をする。  
【4】例えば、ハ長調の3オクターブの音楽を練習する。  
【5】4の音階を元弓、指の関節だけの動きで16分音符で弾く。  
【6】同じく、元弓を使い右手首の関節の柔らかさを利用しながら弾く。  
【7】4の音階を元弓で右肘の関節を柔らかくして弾く。  
【8】4の音階を右肩の関節を柔らかくして弾く。  
【9】一弦上の分散和音の練習。シフト直前の音にフェルマータをつけて、左肘(左腕)を先に次のポジションに持って行く。上行、下行ともに。  
【10】3度、6度、オクターブ、10度の音階の練習をする。共鳴点も確認する。  
【11】それぞれのレヴェルにあわせて、練習曲を弾く。  
【12】コンツェルトを弾く。  
【13】ソナタを弾く。  
【14】小品を弾く。  
【15】重奏をする。  
評価方法
前期・後期(試験)暗譜、伴奏付で演奏する。ソナタは楽譜有り。弦楽器指導教員全員で評価する。
教科書
参考図書
備考
林俊昭・須賀陽子・緒方準子・田村るみ・田上和子・猪子恵・坪井一仁・幣一成・海川佳代子