徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    経済史

科目番号12437担当教員名古家 弘幸単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
現代の世界をリードする欧米諸国は、どのようにして経済を発展させてきたのだろうか。なぜ日本は、東洋でいち早く先進国の仲間入りを果たせたのだろうか。欧州がまだ貧しかった中世から、英国が産業革命で「最初の工業国家」になった近世を経て、21世紀の現在に至るまで、世界の経済において工業化が発生し展開してきたプロセスを辿る。
到達目標
経済の歴史を知り、世界の経済について広く関心を持ち、過去から現在、そして未来へと、経済を「線」で理解し、そこに自分を位置付けて、将来の進路志望を他人に説明できるようになること。公務員志望者は、経済史関係の問題が解けるようになること。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】経済史の視角講義。講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【2】中世欧州の封建社会の成立―農村社会と都市経済講義。教科書の10–21ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【3】市場経済の萌芽―都市と近代商業社会の出現講義。教科書の22–40ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【4】商業革命と国民国家の形成講義。教科書の41–53ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【5】欧州の重商主義講義。教科書の54–67ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【6】商業革命時代の工業とプロト工業化講義。教科書の68–81ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【7】英国の産業革命―「最初の工業国家」の誕生講義。教科書の82–92ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【8】英国の産業革命―「最初の工業国家」の誕生 (続き)講義。教科書の92–107ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【9】英国産業革命の光と影―ヴィクトリア繁栄期の諸相講義。教科書の108–125ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【10】米国の工業化講義。教科書の126–143ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【11】日本の工業化講義。教科書の144–165ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【12】経済の国際化―自由貿易体制と金本位制の成立講義。教科書の166–178ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【13】不平等化する世界―帝国主義と南北問題講義。教科書の179–186ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【14】現代の経済講義。教科書の187–204ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【15】まとめ講義。期末テストに向け、前週までの内容の総復習をする。アクティブ・ラーニング(18時間30分)。
評価方法
平常点、レポート(40%程度)と期末試験(60%程度)を総合的に評価する。講義回数の3分の1以上の欠席、または定期試験未受験の場合は、単位不認定。
教科書
『物語 経済史』(ふくろう出版、2008年)。
参考図書
講義の中で適時、紹介する。
備考
公務員試験の社会科学科目に対応している。板書中心に進めるので、自筆ノートを作成するように心がけること。必要に応じて参考資料も配布する。
オフィスアワー 水曜4限 23906号研究室
なお、オフィスアワー以外の面会に関しては、事前に必ずメール等を通して連絡すること。
実務経験 なし