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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 12548 | 担当教員名 | 水ノ上 智邦 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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「ミクロ経済学」とは、家計や企業といった個々のプレイヤー(経済主体)が市場経済という様々なルールを持つゲームにおいて、どのように行動するか、そして各プレイヤーの行動の結果として資源がどのように配分されるかを分析する分野である。「ミクロ経済学Ⅰ」では主に、完全競争市場という基本となるルールの下で、各プレイヤーがどのように行動するかを学ぶ。また同時に経済学的なモノの見方を身につけることを目的とする。 マクロ経済学と並び,経済学を学ぶ上での土台でもあり,3年次以降の経済学系科目を学ぶ上でほぼ必須となる科目であるため,積極的な受講を期待する。 授業は講義形式だけでなく,一部に反転授業を取り入れるなど,他の科目と授業形態が異なる点がある。そのため,履修に際しては事前に必ず備考欄を参照すること。 注:新型コロナウィルス感染症への対策として遠隔授業となったことを踏まえ、授業開始後に内容・形式が大きく変更する可能性がある。(2020/4/9追記) |
到達目標 |
①理解:完全競争市場の条件およびその仕組みについて理解できる。 ②態度:ミクロ経済学の視点から、消費や生産などの決定を考察できる。 ③技能:現実をミクロ経済学視点から表現することができる。 ④思考・判断:ミクロ経済学の基礎的な思考方法(インセンティブ、機会費用など)を理解し、その視点から現実の問題を捉えることができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション ミクロ経済学とは? | ・講義 | ・テキスト熟読(pp.1-13) ・ワークシート 30分 |
【2】 | ミクロ経済学とは?(余剰) | ・反転授業 (・小テスト) | ・テキスト熟読(pp.13-25) ・ワークシート 30分 |
【3】 | インセンティブと機会費用 | ・反転授業 (・小テスト) | ・練習問題の配布 ・テキスト熟読(pp.26-45) ・ワークシート 60分 |
【4】 | 完全競争市場 消費者理論(需要曲線) | ・反転授業 (・小テスト) | ・テキスト熟読(pp.48-65) ・ワークシート 60分 |
【5】 | 消費者理論(無差別曲線) | ・反転授業 (・小テスト) | ・テキスト熟読(pp.48-62) ・ワークシート 30分 |
【6】 | 需要の価格弾力性 | ・反転授業 (・小テスト) | ・動画の視聴 ・ワークシート 60分 |
【7】 | 消費者理論(様々な財) | ・反転授業 (・小テスト) | ・動画の視聴 ・ワークシート 60分 |
【8】 | 消費者理論(スルツキー分解) | ・反転授業 (・小テスト) | ・動画の視聴 ・ワークシート 60分 |
【9】 | 労働供給 | ・反転授業 (・小テスト) | ・動画の視聴 ・ワークシート 60分 |
【10】 | 生産者理論(供給曲線) | ・反転授業 (・小テスト) | ・テキスト熟読(pp.65-73) ・ワークシート 30分 |
【11】 | 生産者理論(様々な費用と生産の決定) | ・反転授業 (・小テスト) | ・動画の視聴 ・ワークシート 60分 |
【12】 | 生産者理論(損益分岐点と操業停止点) | ・反転授業 (・小テスト) | ・動画の視聴 ・ワークシート 60分 |
【13】 | 価格調整メカニズム(ワルラス型・マーシャル型・クモの巣理論) | ・反転授業 (・小テスト) | ・テキスト熟読(pp.74-79) ・動画の視聴 ・ワークシート 60分 |
【14】 | 余剰分析 | ・反転授業 (・小テスト) | ・テキスト熟読(pp.79-91,98-101) ・ワークシート 60分 |
【15】 | 最適資源配分と一般均衡 | ・反転授業 (・小テスト) | ・テキスト熟読(pp.92-127) ・ワークシート 60分 |
評価方法 |
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平常の授業時間内に行う小テスト(60%)、ワークシートの提出(20%)、授業への取り組み(20%)を基本とするが、積極的な授業参加をした場合には加点(+α)する。そのため期末試験および再試験は行わない。 |
教科書 |
安藤至大『ミクロ経済学の第一歩』有斐閣 |
参考図書 |
伊藤元重『ミクロ経済学(第2版)』日本評論社 その他、講義内で随時指示する。 |
備考 |
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【履修条件】 ・高校2年生程度の計算が必要となるため,原則として履修には「経済数学入門」の単位を取得済みであることが条件となる。「経済数学入門」の単位を取得していない場合は,講義開始までに水ノ上に相談すること。 【授業形式】 ・水ノ上が担当するすべての科目は,Google Classroomを用いる。資料の配布,動画の視聴だけでなく,小テストにも用いる場合があるため,同サービスの利用は必須である。Google Classroomクラスコード:oyucqbf ・一部に反転授業を導入するため、事前にテキストを熟読する必要がある。また動画視聴を課すことがある。 【オフィスアワー】 ・場所:23号館10階水ノ上研究室。時間帯は未定。第1回の授業内で説明する。 【実務経験】 無し |