徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    現代契約法

科目番号13011担当教員名橋本 誠志単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
本講義では2年次に勉強した民法総則、物権の分野に続いて、債権法の総論部分と契約について扱う予定です。契約は、企業間取引での生産手段の取引から、コンビニでの買い物までさまざまなものがあります。この授業では、契約とは何か?どのような種類の契約があり、そして、それらがどのように成立するのか?といったことを学びます。つまり、契約を規律する法律=民法を中心とした契約法を学ぶことが目的です。授業では、主に民法における契約法を学びますが、その前提となる債権法の総論規定や時間が許せば最近の新しい契約類型なども具体的な事例として取り上げることで、契約法の現代的現象についても取り上げる予定です。
到達目標
①知識(理解):債権の特徴、契約の種類、契約の成立などの債権法の領域における必要な基礎事項が理解できるようになる。
②態度(関心・意欲):将来、生活や仕事の場で具体的問題に直面した時に①の知識を応用して対応策を考えようとする関心や意欲を身に着ける。
③技能(表現):①で身につけた知識を具体的場面で表現できるようになる。
④思考・判断:①を用いて具体的問題に直面した際の対応策を思考・判断できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】契約とは何か?―契約法序説―講義(一斉講義方式) テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【2】契約成立のプロセス講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【3】債権とは何か(その目的と効力)講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【4】債権債務関係の成立講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【5】多数当事者間の債権及び債務講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【6】債権の譲渡と消滅講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【7】双務契約上の債務の牽連性講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【8】契約が期待通り履行されなかった場合の救済と債務不履行責任講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【9】責任財産の保全(債権者代位権と債権者取消権)講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【10】財産権移転型契約講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【11】使用型契約講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【12】借地借家法講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【13】信用供与型契約講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【14】役務型契約講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
【15】貸借型契約講義(一斉講義方式)テキスト並びにノート等の予復習(受講生は毎回の講義前に講義該当箇所をテキスト等を通読して予習するとともに講義後は復習を合計30分は行うこと。)
評価方法
原則として期末筆記試験100%により評価する。小テストや小レポートを行った場合はこれを加味することがある。出席は取る。解答例などがgoogle classroomなどに掲示予定
教科書
・池田真朗『スタートライン債権法[第6版]』(日本評論社,2017)2400円+税 978-4-535-52082-0
・講義にはなるべく最新版の六法(発行元は問わない)を持参すること。
参考図書
・内田 貴『民法2 第3版 債権各論』東京大学出版会,2011(3600円+税)ISBN978-4-13-032332-1
・内田 貴『民法3 第3版 債権総論・担保物権』東京大学出版会,2005(3500円+税)ISBN978-4-13-032333-8
・『民法判例百選Ⅱ 債権[第6版]』(有斐閣,2009)2200円
・『消費者法判例百選』(有斐閣,2010)2850円
備考
(1)1/3以上の無届欠席は自動的に失格となる。 (2)追試験は定期試験欠席事由が下記事由に該当する場合のみ受験できる。(事由を客観的に証明できる書類の写し要) ①忌引 ②本人または家族の急病・入院 ③大学主催行事への参加(所属部活動の公式戦を含む) ④就職試験 (3)この科目では定期試験の再試験は原則実施しない予定なので普段から相当の自習を必要とする。
(2)オフィスアワー:月曜3限(研究室)を予定(変更の場合がある)
科目ナンバリングNO.:8AJD323L
(3)担当者は実務経験なし
(4)google classroom コード:kn777d2