徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    法学概論

科目番号13244担当教員名青野 透単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
1)法律とはなにかについて、法の歴史と思想および道徳との比較から 2)刑罰とはなにかについて具体的事件を例に 3)民事賠償とはなにかについて具体的事例に基づき 4)立法とはなにかについて国会と内閣の関係に基づき 5)人権とはなにかについてのその保障の歴史と思想について講義するとともに、ペアワークや毎回の授業振り返り報告作成などにより学生自身が意見を発表し文章にする。なお、本学図書館所蔵の地方紙を教材に活用する。
到達目標
(1)知識 法学における主要な事項を十分に理解している (2)態度 社会問題を法的に解決しようとする意欲がある。 (3)表現 法的諸問題について、他者の意見を理解し、自分の考えを他者に理解されるよう表現することができる (4)思考 社会問題を法的に解決するために考え抜くことができる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】クラスコードを教室にて伝達する。法を学ぶ意義について、教科書2〜8頁を使って、具体的に理解できるように解説する。教員による講義と、受講生によるペア・ワーク他の法学系科目を振り返り、法を学ぶ意義を考える。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【2】法の歴史と法の思想教員による講義と、受講生によるペア・ワーク法と道徳について考える。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【3】法と道徳教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の次回の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【4】なぜ罪を犯すと処罰されなければならないのか─刑法の基礎 教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の次回の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。中間レポートの課題について情報収集と考察を始める。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【5】罪を犯したHの裁判─刑事訴訟法の基礎の再吟味 中間レポートの課題提示 教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の次回の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。中間レポートの課題について情報収集と考察を行う。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【6】刑事裁判 犯罪と刑罰教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の次回の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。中間レポートの課題について情報収集と考察を行う。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【7】事故を起こしたHの民事責任─民法不法行為法の基礎 教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の次回の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。前日までに中間レポートの課題について情報収集と考察に基づき、レポートを執筆する。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【8】病院と旅行会社の責任─民法契約法の基礎 中間レポートの提出 教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の次回の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。
【9】Jと家族の物語─民法家族法の基礎 教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の次回の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【10】民事裁判 賠償と責任
最終レポートの課題提示 
教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の次回の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。最終レポートの課題について情報収集と考察を始める。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【11】法を決めるのは誰か─憲法統治機構の基礎教員による講義と、受講生によるペア・ワーク授業後、徳島県議会のウェブサイトにおける議員の質問ビデオを視聴し、自分の意見をまとめる。最終レポートの課題について情報収集と考察を始める。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【12】国会と内閣 教員による講義と、受講生によるペア・ワーク授業後、最終レポートの課題について情報収集と考察を行う。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【13】多数者でも侵害することのできない権利─憲法基本的人権の基礎
最終レポートの提出 
教員による講義と、受講生によるペア・ワーク授業後、教科書の次回の関連個所を読み自分の考えをまとめる。図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【14】人権とは何か  教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【15】人権保障の歴史と障害者の権利保障 全学授業アンケート回答教員による講義と、受講生によるペア・ワーク図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。想定される授業時間外学習所要時間90分。
評価方法
classroomにおける毎回の授業内容振り返り(30%)、2回のレポートにおける学習成果の確認(中間30%・最終40%) 。レポート講評をgoogle classroomにて実施。
教科書
松井茂記 『はじめての法律学 -- HとJの物語 』 第6版。
参考図書
青野透他共著『日本国憲法―主権・人権・平和』ミネルヴァ書房、2010年
青野透他共著『デモクラシーと憲法』ミネルヴァ書房、1999年
早田幸政著『入門 法と憲法』ミネルヴァ書房、2014年
備考
科目ナンバー 8AJD100L 。クラスコード:教室にて伝達。オフィスアワー:研究室にて金曜日16時20分〜17時20分。 図書館に届く地方紙を活用した授業ですので、積極的に図書館を利用することを推奨します。