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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】卒業研究

科目番号	13304	担当教員名	床桜　英二	単位	6単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	4年

授業概要
地域課題解決をテコにして新しい価値創造を行うことで地域コミュニテイの再創造に資するための研究を行う。まず、3年次については、テキストを輪読し、地域コミュニティ再創造のためには何が必要かを学ぶ。その際、提示する課題レポートを提出、発表し、全員で討論する。また、必要に応じて宿泊を伴うフィールド調査も行う。4年次については自ら設定したテーマについて深く掘り下げ、卒業論文の作成を行う。なお、就職時に求められる「ガクチカ」の力を強化するための実践的な研究調査を強く意識して授業を進める。（※24年度フィールド調査候補地：徳島県三好市及び阿南市ほか）
到達目標
①知識　地域課題解決をテコにして新しい価値創造を行うための知識を習得する。②態度　また、自ら卒業論文作成のためのテーマを設定し、探求するという主体的な態度を身につけることができる。③技能　さらに、そのために必要な分析手法や発表技術を学ぶことができる。④思考・判断　地域コミュニテイの再創造のために理論と実務を学ぶことを通じて、自ら取り組むべきことは何かを考え、実行に移すための判断力を磨くことができる。最終的には、4年次10月に卒業論文を策定する。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	3年次はテキストに基づく報告・討論	報告者による発表・討論	毎授業ごとに課題を与え、レポートとしての提出を求めることから、少なくとも３時間程度の準備は必要となる。また、必要に応じて、土日や夏季休業等を活用し宿泊を伴う現地調査を行う。
【2】	3年次の2月に各自の研究テーマの報告・討論	報告者による発表・討論	毎授業ごとに課題を与え、レポートとしての提出を求めることから、少なくとも３時間程度の準備は必要となる。また、必要に応じて、土日や夏季休業等を活用し宿泊を伴う現地調査を行う。
【3】	4年次は各自のテーマによる報告・討論	報告者による発表・討論	卒論作成に向け毎授業ごとに課題を与え、レポートとしての提出を求めることから、少なくとも16時間程度の準備は必要となる。また、卒論作成に関連し、現地調査を求めることがある。
【4】	4年次10月、卒業研究成果報告書完成・提出	報告者による発表・討論	卒論作成に関して個人ごとの進捗管理指導を行う。

評価方法
①卒業研究成果報告書及び随時提出の課題レポートの内容を評価（卒業研究成果報告書60％、平時の授業への貢献度40％） ②評価については授業中において適宜フィードバックする。
教科書
３年次テキスト　床桜英二「リーダーシップ好循環モデル－地域コミュニティ再創造のための理論と実践」中央経済社　2021年4月
参考図書
・野中郁次郎ほか（2014）『実践ソーシャルイノベーション』千倉書房・増田寛也（2014）『地方消滅』中央公論新社

備考
①オフィスアワー：研究室、木曜日の午後１時半から４時半を基本とするが、必要に応じて柔軟に対応する。 ②実務経験：徳島県において幹部職員として勤務（危機管理部長、地域振興総局長ほか） ③公法Ⅰまたは地方自治論のいずれかは単位取得済みのこと