徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本国憲法��

科目番号13383担当教員名青野　透単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
日本国憲法�気瞭睛討鯑Г泙─■院坊�法とはなにか　２）人権尊重とはどういうことか　３）幸福追求権とはなにか　　４）主権者であるとはどういうことか　５）統治機構はどうなっているか　について、より深く、憲法の条文解釈とともに具体的事例を交えて講義するとともに、ペアワークやミニッツペーパー作成などにより学生自身が意見を発表する。なお、本学図書館所蔵の４５地方紙を教材に活用するとともに、「地域における高度な識見を有する人材の育成に資する」ことを目的とした徳島県議会と本学との「包括連携協定」を活用する機会を積極的に設ける。
到達目標
日本国憲法�気瞭睛討鯑Г泙─�(1)知識　日本国憲法に関する「原則的な知織」のうち、基本的人権についての主要な事項を十分に理解する　(2)技能　基本的人権に関する他の人の意見を書物や論文や新聞記事から広く読み解き、自分の考えを他の受講生に理解されるよう表現することができる　(3)姿勢　現代社会において人権問題とされていることについて、どのようにすれば解決できるか、そのために自分に何ができるかを考え、そのために行動することができる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】日本国憲法を学ぶ意義の再確認教員による講義と、受講生によるペア・ワーク前日までに、日本国憲法の条文を丁寧に読み、関心を持った条文についてその解釈を考えてみる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【2】前文と基本原理の再吟味教員による講義と、受講生によるペア・ワーク前回の授業を踏まえ、憲法の条文を再読し、基本原理との関係を考える。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【3】象徴天皇制の再吟味教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【4】人権の歴史の再吟味教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【5】幸福追求権の再吟味
中間レポートの課題提示		教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。中間レポートの課題について情報収集と考察を始める。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【6】法の下の平等の再吟味教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。中間レポートの課題について情報収集と考察を行う。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【7】表現の自由の再吟味教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。中間レポートの課題について情報収集と考察を行う。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【8】教育を受ける権利の再吟味
中間レポートの受領		教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。前日までに最終レポートの課題について情報収集と考察に基づきレポートを執筆する。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【9】国民主権と国会の再吟味教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【10】内閣と行政の再吟味教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【11】裁判所と司法の再吟味
最終レポートの課題提示		教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。最終レポートの課題について情報収集と考察を始める。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【12】違憲審査制の再吟味教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。最終レポートの課題について情報収集と考察を行う。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【13】財政立憲主義の再吟味教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。最終レポートの課題について情報収集と考察を行う。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【14】地方自治の再吟味
最終レポートの受領		教員による講義と、受講生によるペア・ワーク教科書の関連個所を読み自分の考えをまとめる。授業後、図書館の新聞において関連記事を調べ、復習する。前日までに最終レポートの課題について情報収集と考察に基づきレポートを執筆する。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【15】憲法改正の再吟味教員による講義と、受講生によるペア・ワーク全体を復習する。想定される授業時間外学習所要時間90分。
評価方法
毎回の授業時間外学習の成果の確認（２０％）、毎回の授業のミニッツペーパーにおける授業内容理解度とペア・ワークの積極的意見交換の確認（２０％）、２回のレポートにおける学習成果の確認（６０％）。レポートにおいて、他人の意見を自分の意見であるかのごとく盗用している場合はゼロ点とし、単位不認定とする。
教科書
初宿正典ほか『目で見る憲法　第5版』有斐閣、2018年。前期の日本国憲法�気汎韻原飢塀颪任后�『ポケット六法 平成31年版』（有斐閣）も使います。
参考図書
青野透他共著『日本国憲法―主権・人権・平和』ミネルヴァ書房、2010年
青野透他共著『デモクラシーと憲法』ミネルヴァ書房、1999年
備考
オフィスアワー：23903青野研究室にて、金曜日16時20分〜17時50分。実務経験：昭和５７年〜昭和６０年　京都府立高校非常勤講師。日本国憲法�気瞭睛討鯑Г泙┐森峙舛箸覆蠅泙后�図書館の50紙近くの全国紙、地方紙を活用した授業としますので、積極的に図書館の新聞を読むことを推奨します。授業中の私語は、他の学生の学習権を奪う行為ですから、厳禁です。双方向授業として学生が主体となるペアワークでは、スマホを使って調べることを推奨しますので、可能であれば持参して下さい。