徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    企業経営分析手法論

科目番号13437担当教員名鍛冶　博之単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2
授業概要
本年度の講義は「２本立て」で行います。前半ではビジネスプラン（BP）を作成するための基礎的能力を養い、経営理念・マーケティングの基礎を学びます。そして実際に学生ひとりひとりにBPを提案してもらい、「とくしま学生ビジネスプラン道場２０２１」へ応募して一次選考の突破を目指します。後半は経営分析の基礎力を養います。特に利益（売上高、粗利常利益、当期純利益）の意味を理益、営業利益、経解し、その計算方法を学びます。これは上記の第二次審査に進んだ学生にとって重要何用となる。「社会」と「数値」の両面から、企業経営を概観し位置づけられるようになることを目指します。
到達目標
（1）知識：経営分析に必要な基礎知識と、ビジネスプラン作成に必要な基本テクニックを身につける
（2）態度：財務諸表に関心を持ち企業経営を数値で理解できるようになる／
　　　　　マーケティングに関心を持ち、身の回りのマーケティング現象に注目する
（3）技能：さまざまな「利益」の関係性を把握し企業実態を理解できる／ビジネスプランの作成方法を習得できる
（4）思考：財務諸表分析から企業経営の将来性を検討できる／市場を観察し「市場創造」できるようになる

経営分析を行うには、専門用語の内容を正しく理解し、導き出された数値を主体的に分析する手法を知る必要があります。授業では演習なども盛り込みながら基礎知識の定着を図ります。またビジネスプラン作成実習を通して、中小企業を振興させていくために何が必要か、また中小企業の成長と発展を左右するビジネスプランの作成方法とその意義を学びます。したがって受講生は、講義内で紹介した基礎概念を理解することは勿論、中小企業経営をより活発に振興させていくために何が必要なのか、その方法を主観的・客観的に模索できるようになることが目標となります。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】イントロダクション
・今年度の授業方法を説明し、昨年度との違いを理解する／受講目的と授業内容を理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【2】ビジネスプラン作成の基礎�　愁咼献優好廛薀鵑箸浪燭�？
・「とくしま学生ビジネスプラン道場２０２１」の一次選考で問われる内容を理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【3】ビジネスプラン作成の基礎�◆戎兄�業・新商品の誕生経緯を理解する
・新しい商品や事業がどのようにして誕生するのかを知る／ビジネスプラン作成の最初の着眼点を見つける		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【4】ビジネスプラン作成の基礎��ーマーケティングの基礎理論
・ビジネスプラン作成に必要なマーケティングの基礎理論を理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【5】ビジネスプラン作成の基礎�ぁ汁�考用原稿の最終チェック
・読み手を説得できる内容やレイアウトにするための方法を理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【6】経営分析の基礎�　酬弍鎚�析の意味
・経営分析の目的と簿記との違いを理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【7】経営分析の基礎�◆酬弍鎚�析の前提
・経営分析を行う前におさえておくべき事項を確認する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【8】経営分析の基礎��―売上高
・売上高の意味と計算方法について、演習問題を通して理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【9】経営分析の基礎�ぁ叔箴總輙�益（粗利益）
・売上総利益の意味と計算方法について、演習問題を通して理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【10】経営分析の基礎�ァ襲超藩�益
・営業利益の意味と計算方法について、演習問題を通して理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【11】経営分析の基礎�Α酬仂鑞�益
・経常利益の意味と計算方法について、演習問題を通して理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【12】経営分析の基礎�А重�期純利益
・当期純利益の意味と計算方法について、演習問題を通して理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【13】経営分析の基礎�─渋傘彿�岐点
・損益分岐点の意味と計算方法について、演習問題を通して理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【14】経営分析の基礎��―問題演習（１）
・これまでの授業で取り上げた「利益」に関する総合問題に取り組み理解の定着を図る。		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【15】経営分析の基礎��―問題演習（２）
・これまでの授業で取り上げた「利益」に関する総合問題に取り組み理解の定着を図る。		一斉講義形式で進めます。必要に応じて問題演習も行います。時間の許す限りグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
評価方法
「とくしま学生ビジネスプラン道場」一次審査用原稿の提出と内容（40％）、経営分析やビジネスプランに関する基礎知識の確認（期末試験60％）を踏まえて総合的に評価します。また講義への積極的な参加姿勢（発言、発表、質問）も評価していいと思っています。つまり期末試験の成績だけでは単位取得が難しいことを念頭に置いてください。
定期試験や随時の試験に対する解答などはフィードバックしたいと考えています（方法については追って授業時に連絡します）
教科書
教科書は使用しません。必要に応じて資料などを配布します。
したがって、講義に毎回出席して説明に耳を傾け、自筆ノートをしっかり作成することが重要になります。
参考図書
・川口勉『Q＆A経営分析の実際』日本経済新聞社、2005年。
・田中弘ほか『基礎からわかる経営分析の技法』税務経理協会、2008年。
・田中弘ほか『経営分析を学ぶ』（わしつかみシリーズ）税務経理協会、2010年。
・渋谷武夫『ベーシック経営分析（第2版）』中央経済社、2014年。
ほか多数。ぜひ本屋で、自分に合った経営分析関連の書籍を探してみてください。
備考
・板書や配布資料を中心に進めますので、自筆ノートを作成するように心がけてください。また、受講者数にもよりますが、受講者には講義内容を参考にした報告の機会を設けてもいいと考えています。
・今年度はコロナ対策のため、徳島県信用保証協会主催の「ビジネスプラン作成実習」（グループ討論）は行いません。その代わり、同協会による講演を1回開催予定です（詳細は決定次第お知らせします）。
（オフィスアワーとしては「月曜３限・研究室」を設定しますが、鍛冶が授業でない時間はいつでも対応します）

【Google‐classroom　2021年度クラスコード：bxsg5ni】
【科目ナンバー：8AMA232L】

・本年度は新型コロナウイルス感染対策により、授業形態や方法が変更になる可能性があります。ご了承ください。

・担当者これまでの実務経験
�‖膾緇Χ搬膤愾躪膩弍蝶愽瑤波鷯鏘亶峪奸福崗Χ隼法彙甘�、2008年4月〜2018年3月）
��徳島県生産性向上支援訓練で講師担当（「マーケティング志向営業活動の分析と改善」担当、2018年3月19日・26日、場所：サミー美容室国府店）