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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 13480 | 担当教員名 | 峯崎 征隆 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1 |
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授業概要 |
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情報社会に生きる現代人は,統計をもとにし,確率の考えを用いて行動を決定することがますます多くなってきている.このため,確率・統計の知識は専攻の分野を問わずすべての学生に必要なものと考え,「役立つ確率・統計の基礎」について講義・演習を行う. |
到達目標 |
【知識・理解】 集合,及び,確率,統計で出てくる様々な指標が持つ概念を正しく理解する. 【技能・表現】 集合,及び,確率,統計の問題を処理し,正しい結論を導くことができるようになる. 【思考・判断】 問題解決のために,どのような統計処理手法を選択すればよいかを判断できるようになる. 【関心・意欲・態度】 個々のデータではなく,データ全体が示す意味を意識する. |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 集合の性質 集合の構造と包含関係を理解し,要素の個数を計算できる. | 講義・演習 | 【復習(宿題)】説明資料の 1.3.1〜1.3.6 節を読んだうえ,配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(60 分). |
【2】 | 場合の数 1(積・和・余事象の法則) 積・和の法則が樹形図,余事象の法則が補集合に対応付けられることを理解したうえで,それらを用いた計算ができる. | 講義・演習 | 【予習】1.1 節の解説を読んだ後,その中にある例題の解き方を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【3】 | 場合の数 2(順列・組合せ) 積の法則の特殊例として,順列・組合せの公式が出てくることを理解し,それらを計算できる. | 講義・演習 | 【予習】1.2 節の解説を読んだ後,そこにある例題の解き方を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【4】 | 確率 1(事象と確率の定義,確率の基本性質) 試行と事象の概念を把握したうえで,初歩的な確率計算ができる. | 講義・演習 | 【予習】1.4.1 節 (1)〜(3) の解説を読んだ後,そこにある例題の解き方を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【5】 | 確率 2(独立試行,反復試行の確率) 複数の試行の組み合せに対して,指定された条件を満たす確率を計算できる. | 講義・演習 | 【予習】1.4.3 節 (1)〜(2) の解説を読んだ後,そこにある例題の解法を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【6】 | 確率 3(条件付き確率) 前に起きた結果(事象)が後に起きる結果(事象)が起きる確率に影響を及ぼすか否かを判断した上で,正しく確率計算ができる. | 講義・演習 | 【予習】1.4.3 節 (3) の解説を読んだ後,そこにある例題の解法を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【7】 | 和の記号と確率分布 様々な統計の公式を表記するために必要な和の記号の意味を理解する. 各々の事象に対して決まる確率変数が持つ性質を理解する. | 講義・演習 | 【予習】2.1〜2.2.1 節の解説を読んだ後,そこにある例題の解法を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【8】 | 確率変数の代表値,分散,標準偏差 確率分布が持つ特徴を示す指標となる値の意味を理解し,計算できる. | 講義・演習 | 【予習】2.2.2〜2.2.3 節の解説を読んだ後,そこにある例題の解法を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【9】 | 二項分布と確率変数の連続化 反復試行が与える分布である二項分布の平均,分散,標準偏差の導出法を理解する. 確率変数が連続になるときの確率分布の変化を把握する. | 講義・演習 | 【予習】2.2.4〜2.3.1 節の解説を読んだ後,そこにある例題の解法を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【10】 | 正規分布 自然・社会現象で頻繁に現れる正規分布に関する確率を求め方を理解する. | 講義・演習 | 【予習】2.3.2 節の解説を読んだ後,そこにある例題の解法を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【11】 | 母集団と標本 統計調査の方法の違いによって,計算される平均・分散が異なることを理解する. | 講義・演習 | 【予習】2.4.1 節の解説を読んだ後,そこにある例題の解法を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【12】 | 推定 一部のデータが持つ平均や分散から,全データが持つ平均・分散の推定値を得る方法を理解し,計算できる. | 講義・演習 | 【予習】2.4.2 節の解説を読んだ後,そこにある例題の解法を理解しておくこと (30 分). 【復習(宿題)】配布された課題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能)(30 分). |
【13】 | 相関関係とそれを示す指標 相関図が示す特徴とさまざまな指標との関係を理解し,それらを計算できる. | 講義・演習 | 【予習】3.3.1〜3.3.2 節の解説を読んだ後,そこにある例題の解法を理解しておくこと (30 分). 【復習(課題)】配布資料にある演習問題をレポートとして出題する.配布された解答用紙に答え(主に数式込みの文章)を記入する (45 分). |
【14】 | 回帰直線 相関図内での点の分布を直線で近似する方法を理解し,図示できる. | 講義・演習 | 【予習】3.3.3 節の解説を読んだ後,そこにある例題の解法を理解しておくこと (30 分). 【復習(課題)】配布資料にある演習問題をレポートとして出題する.配布された解答用紙に答え(主に数式込みの文章)を記入する (45 分). |
【15】 | まとめ 定期試験対策 | 講義 | 【復習】定期試験対策として,今までの学習内容の復習を行う. |
評価方法 |
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以下の比率で評価する予定である. 【A】課題 (70%): 第 1〜14 講目に配布する説明資料にある問題,またはそれと似た問題を出題する. 【B】定期試験 (30%):確率・統計技法が示す意味を理解しているか,計算ができるかを確認する. 期限後に課題を提出した場合には大幅な減点となるので注意すること. 第 1〜12 回目の課題は,期限内に 10 回までなら Google Classroom 上のフォームに回答可能である.間違った問題には再トライして,満点を目指して下さい! 別途,講義内容に関する重要な質問・指摘は評価の対象とする. |
教科書 |
以下の比率で評価する予定である. 【A】課題 (70%): 第 1〜14 講目に配布する説明資料にある問題,またはそれと似た問題を出題する. 【B】定期試験 (30%):確率・統計技法が示す意味を理解しているか,計算ができるかを確認する. 期限後に課題を提出した場合には大幅な減点となるので注意すること. 第 1〜12 回目の課題は,期限内に 10 回までなら Google Classroom 上のフォームに回答可能である.間違った問題には再トライして,満点を目指して下さい! 別途,講義内容に関する重要な質問・指摘は評価の対象とする. |
参考図書 |
なし. その代わりに (i) 説明資料 「社会統計学 E(社会統計学)【総政1】」 (ii) (1 〜 14 講目) 課題プリント を講義時間中に配布する. さらに Google Classroom のクラス『2023年度 社会統計学 E(社会統計学)【総政1】』でも,これらの資料を pdf 形式で公開する. |
備考 |
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大学の規定にしたがい,本科目の履修を取り消す場合には,3講目までに行うこと.それ以降の取り消しは原則として認めない. 【オフィスアワー】月曜日 15:00〜18:00 25 号館 11 階 峯崎研究室 【科目ナンバー】01LA105L 【実務経験】 平成 14 年〜15 年 株式会社サミットシステムサービス (システムエンジニア) 平成 15 年〜16 年 独立行政法人科学技術振興事業団戦略的創造研究推進事業 研究員 平成 16 年〜18 年 京都大学情報学研究科 助手 |