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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 13574 | 担当教員名 | 峯崎 征隆 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1 |
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授業概要 |
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「文理スタンダード」(情報教育編)に基づき,静止画像の取り扱いや編集,Excelを活用した集計・分析方法の学習など,前期の「情報処理」に続き基本的な操作方法や各種のリテラシーを習得する. |
到達目標 |
【知識】 画像処理,データ処理で必要となる知識を習得し,及び,統計の基本概念を理解する. 【技能】 * 画像処理ソフトを使用した基本的な画像処理ができる. * Excel を用いたデータ集計,グラフ作成,及び初歩的な統計処理ができる. 【思考】 * 調査で収集した資料を元に適切な統計処理,及び,それを反映した視覚に訴えるグラフ・画像の作成ができるようになることを目指す. (1) 画像処理ソフトを使用した基本的な画像処理ができる. (2) 様々な Excelの機能を使って,データの集計ができる技能を身につける. (3) Excel 関数を用いて集計データから,統計学で出てくる様々な指標を計算出来るだけでなく,その結果を元に分析・考察できる. |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 静止画像の処理 1 (Photoshop の基本操作,画像解像度とサイズ,明るさとコントラスト,レベルとカラーバランス) 初歩的な画像処理ができる. | 講義・実習 | 【復習】配布ファイルを読んで,画像関係の専門用語の意味を把握しておくこと.(30 分) |
【2】 | 静止画像の処理 2 (レイヤーの概念と取り扱い) 複数の画像を合成することで,見栄えの良い画像を作成できる. | 講義・実習 | 【予習・復習】配布ファイルを読んで,photoshop の基本操作 (特に,レイヤー操作) を理解しておくこと.(1 時間) |
【3】 | 静止画像の処理 3 (Photoshop を用いた絵ハガキ作成,様々な画像ファイル形式) 初歩的な画像処理,レイヤーを用いて絵ハガキを作成し,画像として保存できる. | 講義・実習 | 【予習】配布ファイルを読んで,画像ファイル形式の用途を把握しておくこと.(30 分) 【宿題課題】photoshop で絵ハガキの作成 (1 時間) |
【4】 | 静止画像の処理 4 (解像度の意味と Word ドローツール) 機器によって異なる解像度の意味を正確に理解できる. 基本図形の組み合わせによって,Word で絵を描くことができる. | 講義・実習 | 【予習】配布ファイルを読んで,解像度の意味を把握しておくこと.(30 分) 【宿題課題】地図作成のために,大学から目的地までのルートを決めておくこと.(30 分) |
【5】 | 静止画像の処理 5 (Word ドローツールによる地図作成) Word 上で図形を組み合せて道や建物を描き,地図を作成できる. | 講義・実習 | 【宿題課題】地図を完成する.(1 時間 30 分) |
【6】 | Excel によるデータ処理 1 (基本機能の復習) Excel の基本機能,特に絶対参照と相対参照を利用して,初歩的な表計算ができる. | 講義・実習 | 【予習】配布ファイルを読んで,Excel の基礎操作を確認しておくこと.(30 分) 【宿題課題】絶対参照と相対参照を利用した表の作成 (30 分) |
【7】 | Excel によるデータ処理 2 (関数と参照を用いた表作成,グラフ機能) Excel 関数を組み合わせて度数分布表を作成する.さらに,Excel のグラフ作成機能の復習を行う. | 講義・実習 | 【予習】見本の Excel ファイルにある操作を真似て,グラフ作成機能に慣れておくこと.(60 分) 【宿題課題】度数分布表の作成 (30 分) |
【8】 | Excel によるデータ処理 3 (様々なグラフの作成) 実際にグラフ作成機能を用いて,様々なグラフを作成できる. | 講義・実習 | 【予習】配布ファイルを読んで,Excel のオートコンプリート,ソート機能を確認しておくこと.(45 分) 【宿題課題】講義時間で完成しなかった表とグラフの作成 (45 分) |
【9】 | Excel によるデータ処理 4 (表作成とソート) 表作成を行うことで,オートコンプリート,オートフィル等の機能を体感できる.さらに,キーを設定しソートする. | 講義・実習 | 【予習】配布ファイルを読んで,Excel による検索,置換,抽出機能を確認しておくこと.(45 分) 【宿題課題】ソート機能を用いた表データの並び替え (45 分) |
【10】 | Excel によるデータ処理 5 (検索,置換,オートフィルターによる抽出) 指定された範囲内でのデータの検索,置換を行える. オートフィルターを用いて,指定した条件を満たすデータを抽出できる. | 講義・実習 | 【予習】配布ファイルを読んで,Excel による抽出機能を確認しておくこと.(45 分) 【宿題課題】置換による表の書き換え,抽出データのリストアップ (45 分) |
【11】 | Excel によるデータ処理 6 (様々な抽出機能) ワイルドカードや条件の組み合わせによる抽出,フィルターオプションによる抽出データの切り離しができる. | 講義・実習 | 【予習】配布ファイルを読んで,代表値の意味と対応する Excel 関数を把握しておくこと. 【宿題課題】指定条件を満たすデータの抽出と表示 (45 分) |
【12】 | 集計結果の分析 1 (代表値) Excel で平均,中央値,最頻値を計算できるだけでなく,どれがデータの特性を最も良く示しているのかを把握できる. | 講義・実習 | 【予習】配布ファイルを読んで,分散・標準偏差の意味と対応する Excel 関数を把握しておくこと.(45 分) 【宿題課題】度数分布表の作成と代表値の計算 (45 分) |
【13】 | 集計結果の分析 2 (分散,標準偏差) Excel で分散,標準偏差を計算できるだけでなく,それらが示す意味を把握できる. | 講義・演習 | 【予習】配布ファイルを読んで,2 つの変量の相関関係を示す統計量の意味を理解しておくこと.(60 分) 【宿題課題】定義式,計算式,Excel 関数を用いた分散,標準偏差の導出 (1 時間) |
【14】 | 集計結果の分析 3 (2 つの変量の相関関係) Excel で相関図の作成,及び,共分散・相関係数の導出ができる. | 講義・演習 | 【宿題課題】定義式,計算式,Excel 関数を用いた共分散・相関係数の導出 (1 時間 30 分) |
【15】 | まとめ 定期試験対策 | 講義 | 前回講義までに出てきた画像処理,Excel で用いる用語,及び,それらの意味を把握しておくこと.(1 時間 30 分) |
評価方法 |
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講義中に行う演習課題の出来,宿題課題の出来具合,後期末試験を総合的に評価する. 評価の割合 (%) は 20 : 50 : 30 の予定である. また,出席状況が悪い場合,他の評価項目の評価と関係なく単位を認めない. |
教科書 |
授業中に PDF 形式の資料を配布する. |
参考図書 |
【参考図書 1】30時間アカデミック 情報活用 Excel2016/2013 飯田慈子他著 実教出版 【参考図書 2】30時間アカデミック プレゼンテーション+PowerPoint 2013 池内健治他著 実教出版 及び,図書館所蔵の Photoshop,Excel 2013、PowerPoint 2013 関係の書籍 |
備考 |
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【重要】初回講義では,学生ポータルサイト,gmail へのログイン ID とパスワードを必ず持参すること. * ほぼ毎週毎に定められたテーマの課題 (演習問題・提出課題) を作成し提出すること.提出課題の出来が評価の対象となる. * 「他人が行った課題の答えを丸写しした」,または「課題の答えを他人に写させた」がわかった場合、本科目の成績評価を 0 点とする.注意すること. * 質問のある場合,オフィスアワー (25 号館 11 階 峯崎研究室 水曜日 15:00〜18:00) に来てください.応対します. 【実務経験】平成 14 年〜15 年 株式会社サミットシステムサービス (システムエンジニア) |