徳島文理大学

Webシラバスシステム

 TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    中小企業振興論

科目番号13599担当教員名雑賀　憲彦単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
第6期社長塾の統一テーマ：「社会の変化に対応できる生き方を考える」
　日本経済が少しずつ上向くなかで中小企業の経営は依然として厳しいものとなっています。そうは言うものの、いつまでも下を向いてばかりではいられません。地域経済を活性化させる起爆剤として中小企業への期待は高まっています。
　この授業では徳島県中小企業家同友会のご協力のもと、「徳島文理大学　2024年度　第6期社長塾」として開講します。徳島県内で活躍する企業のトップの方々に直接講義していただき、企業経営の実態と課題、また企業が新事業を起こし成長発展していくための秘訣、更には大学生を飛躍させよりよいものにするためのヒントを、講義とアクティブラーニングを通して一緒に考えていきます。第1回と第15回は主に雑賀、第2回〜第14回は徳島県中小企業家同友会に加入される各企業の経営者が担当します。
　今年度も昨年度と同様に「3クール制」を採用します。「3回の講義と1回のパネルディスカッション」のセットを3回行い、多面的視点から学びます。各クールを締めくくるパネルディスカッションでは、学生から提出してもらうレポートや質問を参考に、講師によるパネルディスカッションを通して、より深掘りした考え方や見方を学びます。
到達目標
（1）知識：中小企業経営に必要な基本用語を修得する
（2）態度：経営者の講義から見える「生きた経営」の実態に関心を持つ　／　経営者の諸活動と受講者の学生生活を照らし合わせる
（3）技能：講義を踏まえ中小企業の振興に必要な諸要素を説明できるようになる
（4）思考：今日の中小企業が直面する経営課題を把握し、自分なりの問題解決策を提案できる　／より良い大学生活に向けて取り組むべきことを自分で認識できる

受講生には講義で紹介された諸企業に関する基礎を理解することはもちろん、企業経営をより活発に振興させていくために何が必要なのか、また企業経営の事例から何を学び、それをどう今後の人生に活かしていくのか、自分なりに模索してもらうことが目標となります。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】開講日：09月26日(木)
オリエンテーション
担当者：徳島文理大学総合政策学部　雑賀憲彦　氏
社長塾塾長(株) 桶幸ウチダ造花　　南 智子 氏
テーマ：この講義の進め方、評価方法など、社長塾とは		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【2】開講日：10月03日(木)
(株)サンフォート
代表取締役　山城真一氏（マグドナルドＦＣ）		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【3】開講日：10月10日(木)
(株)高橋ふとん店
代表取締役　高橋　武良氏
(寝装・寝具・インテリア用品・製パン業)		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【4】開講日：10月17日(木)
�螢侫�ブル
代表取締役　福岡　健　氏
（家屋解体・公共土木工事）		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【5】開講日：10月24日(木)
�螢�ボテック
代表取締役社長　阿部　茂且氏
（炭素繊維材料の販売・設計　他）		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【6】開講日：10月31日(木)
第3講〜第５講の講師によるパネルディスカッション

ファシリテーター：�蟆街�ウチダ造花　南　智子氏
テーマ：大切なものを大切にする		講義とグループワークを中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【7】開講日：11月07日(木)
（一社）キラニコ
代表理事　後藤　真美　氏
（放課後等デイサービス・就労継続支援Ｂ型の運営）		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【8】開講日：11月14日(木)
awagami factory・富士製紙企業組合　
代表理事　中島　茂之　氏
（阿波和紙の製造・加工及び販売）		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【9】開講日：11月21日(木)
�蠑�林ゴールドエッグ
代表取締役　小林　真作　氏
（鶏卵卸売）
テーマ：そもそも失敗とは何か		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【10】開講日：11月28日(木)
第7講〜第9講講師によるパネルディスカッション

ファシリテーター：(有)キモト　木元　彰彦　氏		講義とグループワークを中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【11】開講日：12月05日(木)
ソーゾーリンク��
代表取締役　秋山　諒太　氏
（インターネット配信代行業、映像制作業、広告業）		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【12】開講日：12月12日(木)
�蠧�産サティオ徳島、��Ponte
代表取締役　藤村　泰之　氏
（日産正規カーディーラー、障碍者就労支援Ａ型事業）

テーマ：仕事に喜びなんて必要なの？		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【13】開講日：12月19日(木)
アイエスフーズ徳島　��
代表取締役　酒井　貴弘　氏
（青ネギの生産・販売）		講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【14】開講日：1月09日(木)
第11講〜第13講講師による
パネルディスカッション
ファシリテーター：シコクサブロー（同）坂東　賢吾　氏		講義とグループワークを中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
【15】開講日：1月23日(木)

まとめ

同友会　社長塾塾長　シコクサブロー（同）坂東　賢吾　氏
徳島文理大学　　総合政策学部　　　雑賀憲彦		講義を中心に進め、最後に総まとめのためのレポートを書いてもらいます。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分はかけてください。
評価方法
詳細は講義開始後に連絡しますが、各講義の後半で提出してもらうＡ４１枚程度の「振り返りレポート」の評価で100％評価します。もちろん出席は「して当然」なので、欠席回数に応じて減点します。（方法については追って授業時に連絡します）。
教科書
教科書は使用しません。各回の講師がパワーポイントのプリントを用意します。クラスルームを通じてプリントをアップしますので、常にクラスルームの掲示等をチェックするようにしてください。
講義に毎回出席して説明に耳を傾け、自筆ノートをしっかり作成することが重要になります。
参考図書
中小企業の現状と課題、および経営者に関して包括的に学びたい学生は、下記の文献を参照ください。
・高田、上野、村社、前田編著『現代中小企業論』同友館、2009年。
・吉田、井内編著『地域振興と中小企業―持続可能な循環型地域づくり』ミネルヴァ書房、2011年。
・大沢武志『経営者の条件』岩波新書907、2007年。
・伊丹敬之『よき経営者の姿』日本経済新聞出版社、2007年。
・日本経済新聞社編『日本の経営者』日本経済新聞出版社、2009年。
備考
・受講希望の学生は第１講（2024年09月26日）に必ず出席すること。
・本年度は、スーツ着用は義務化しません。しかし、社会の第一線で活躍される方々がご多忙な中にもかかわらず本学で直接授業を行って下さいます。緊張感をもって、「目上の社会人にお会いする」ことを意識した服装で受講すること（ジャージや草履など論外）
・時間厳守です。遅刻扱いはありません。開始時刻以降はいっさいの入場を認めません。
・しっかりと「目的意識」をもって受講すること（単位取得だけを目的に登録するのであれば、「もっと楽な」授業が他にあるのでそちらを受講することをおススメする）
・皆さんの言動が、「個人」レベルを超えて「大学全体」の評価につながることを十分に意識すること（「個人」の言動→ゲストの観察・口コミ→社会での「文理大」の評価）
科目ナンバー：8AMA223L
オフィスアワー：火曜日、水曜日、木曜日のいずれも11：30〜12：30に10階雑賀研究室にて
実務経験：大手企業（7.5年）から日本総合研究所�蠅侶弍張灰鵐汽襯織鵐箸�10年経験する。