徳島文理大学シラバスシステム

	徳島文理大学	Webシラバスシステム	TOP	戻る
	徳島文理大学短期大学部

【科目名】社会調査法

科目番号	13621	担当教員名	片山　朗	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	2年

授業概要
経済社会分析あるいは政策立案での利用に耐えうるデータの取得に向けた、社会調査技法の正しい理解を目指す。前半では、調査の企画、標本の抽出とともに、現場での調査技法、回収率やコストなどの課題について解説する。後半では、高いスキルが必要とされる調査票の設計を取り上げ、実例を題材に問題点を洗い出す。
到達目標
①知識：社会調査技法を正しく理解する。 ②態度：社会調査に関心を持つ。 ③技能：社会調査を正しく実施できる。 ④思考・判断：社会調査結果の正当性を判断できる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション社会調査とは	講義	教科書第1章の予習および授業の振り返り（60分程度）
【2】	調査の企画① 記述と説明	講義	教科書第2章、第3章第1～3節の予習および課題への取り組み（90分程度）
【3】	調査の企画② 概念の操作的定義、仮説の検証	講義	教科書第3章4～7節の予習および課題への取り組み（90分程度）
【4】	標本の抽出① サンプリングの原理	講義	教科書第5章第1、2節の予習および課題への取り組み（90分程度）
【5】	標本の抽出② 標本数の決め方	講義	教科書第5章第4、5節の予習および課題への取り組み（90分程度）
【6】	標本の抽出③ サンプリング技法、サンプリング台帳	講義	教科書第5章第3節の予習および課題への取り組み（90分程度）
【7】	調査票調査の方法	講義	教科書第6章の予習および課題への取り組み（90分程度）
【8】	調査結果の集計、分析	講義	教科書第7章の予習および課題への取り組み（90分程度）
【9】	やってはいけない調査票① ワーディング	講義、演習（グループワーク）	教科書第4章第1～3節の予習および授業の振り返り（90分程度）
【10】	やってはいけない調査票② 質問文	講義、演習（グループワーク）	教科書第4章第4、5節の予習および授業の振り返り（90分程度）
【11】	やってはいけない調査票③ 選択肢、その他の問題	講義、演習（グループワーク）	教科書第4章第6節の予習および授業の振り返り（90分程度）
【12】	調査票実例おける問題の洗い出し①	演習（ディスカッション、グループワーク）	課題への取り組み（120分程度）
【13】	調査票実例おける問題の洗い出し②	演習（ディスカッション、グループワーク）	課題への取り組み（120分程度）
【14】	調査票実例おける問題の洗い出し③	演習（ディスカッション、グループワーク）	課題への取り組み（120分程度）
【15】	まとめ（授業の総括など）	講義	授業の振り返り（60分程度）

評価方法
前半（50％）は課題レポート内容により、後半（50％）は課題レポートおよび受講態度により、評価する。毎回授業後に課す振り返りレポートも評価に加味する。
教科書
大谷信介ほか「最新・社会調査へのアプローチ」ミネルヴァ書房
参考図書
必要な情報はネット上に掲載

備考
統計学を履修しておくことが望ましい。平成元年度～令和5年度内閣府（旧経済企画庁）職員科目ナンバー　8AEC110L