徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    政治と社会

科目番号28486担当教員名仮野 忠男単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
(授業目的・方針など)
現代は「政治化の時代」と言われている。あらゆるものが政治と関係を持っている。具体的には政治は日常生活のあらゆる領域にかかわり、政治の果たす役割は広がり、重要性を増している。政治の基本的機能は、社会の秩序を形成したり、維持したりすることにある。このことを社会の「統合」という。
21世紀に入り、日本の政治はある意味で「なお漂流中」と言っていいかもしれない。日本という国は何を目指すのか、日本の国家目標は何なのか。それらが未だに明確ではないからだ。
政治について、若い世代はすぐに「難しいから」と敬遠しがちである。しかし、前述の通り、政治ほど我々の生活と密接に関係しているものはない。だからこそ「難しそうだ」という理由をあげて無関心であってはならないのだ。
授業では政治と社会のつながりを、現実の政治の動向を見ながら平易に説明し、政治全般を少しでも理解できるようにしていきたいと考えている。
毎日新聞社東京本社の政治部記者、政治担当論説委員を長年務めてきた経験を生かし、新聞やテレビ報道などを教材に、中央・地方を問わず政治の裏話などを交えながら分かり易く講義していく。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】政治とは何か  
【2】中央政治と地方政治とはどう違うのか  
【3】政治と社会のつながりは  
【4】政治と経済のつながりは  
【5】政治と国際関係、外交・安全保障・防衛  
【6】国会はどんなところか  
【7】政党は機能しているか  
【8】議院内閣制とは何か  
【9】三権分立とは何か  
【10】連立政権はいつまで続くのか  
【11】内閣総理大臣とは何者か  
【12】中央省庁と官僚制  
【13】選挙制度はどうなっているのか  
【14】政策決定過程はどうなっているのか  
【15】政治をどう変革していくか  
評価方法
出席日数およびレポートの内容。
教科書
基本的にはプリントを講義当日に配布。
参考図書
『首相官邸物語』(角川ONEテーマ21、仮野忠男著)
備考