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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】北の国東の国 (比較経済システム)

科目番号	53643	担当教員名	古家　弘幸	単位	2単位

科目群	一般	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	1年

授業概要
(授業概要) 社会主義の旧ソ連や東ヨーロッパは、なぜ上手くいかなかったのか? 開発途上で苦しむアジア、アフリカ、南アメリカの将来は? 資本主義の北アメリカ、西ヨーロッパ、東アジアにも問題が――という視点で、20世紀を簡単に振り返りながら、政治経済はどうあるべきかを考えます。 (到達目標) 公務員志望者は、政治経済関係の問題が解けるようになること。民間志望者は、大卒の社会人としての教養として、政治経済の基本知識を身に付けること。
到達目標

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	経済社会の仕組み
【2】	「北の国」の市場経済とは?
【3】	なぜ市場経済なのか?――アダム・スミスの「見えざる手」とは?
【4】	「東の国」の社会主義とは?
【5】	「東の国」の計画経済とは?――ソ連型体制の登場
【6】	「東の国」の挫折――計画経済の弱点
【7】	「北の国」の挫折――大恐慌の発生と「ケインズ政策」の登場
【8】	市場の失敗――自由競争の弊害と混合経済体制の成立
【9】	政府の失敗――行き詰まった混合経済体制と「サッチャー改革」の攻勢
【10】	「北の国」にもお国柄――アングロサクソン型、ライン型、日本型
【11】	「南の国」の21世紀――開発途上国は、貧困から抜け出せるか?
【12】	「北の国」と「南の国」の対立①――テロと「対テロ戦争」とは?
【13】	「北の国」と「南の国」の対立②――自由貿易は世界に幸福をもたらすか?
【14】	模索する「北の国」①――サッチャー改革の光と影
【15】	模索する「北の国」②――「第三の道」の功績と課題

評価方法
平常点 (60%) とレポート (40%)。講義回数の3分の1以上の欠席、またはレポート未提出の場合は、単位不認定。
教科書
講義プリントを配布するが、その回の出席者にしか配布しないので、注意すること。
参考図書
必要に応じ、講義時に紹介する。

備考
初回の講義時に重要な注意事項等を伝達するので、必ず出席すること。