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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】マクロ経済学ベイシックⅠ

科目番号	54621	担当教員名	南波　浩史	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
【授業概要】マクロ経済学においては、経済全体で集計化された変数について、それらの動き方や相互連関を分析することに主眼がおかれ、さらに政策変数がマクロ集計変数にどのような影響を与えるのかについても強い関心をよせている。本講義では、ＧＤＰや物価、消費、投資、利子率、為替レート、国債残高といった諸変数はどのように決定されるのか、そしてそれらの変数間にはどのような関係が存在するのかという、経済全体にかかわる大きなテーマを分析するための基礎的知識の修得を目標としている。【到達目標】ＧＤＰや物価をはじめとする経済変数がどのように決定されるかを理解できること、またそうした知識を、今日の経済現象を分析するためにどのように役立てることができるか、といった点に関しても解釈・説明できるようになること、自身の意見を持てるようになること、を目標とする。
到達目標

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	マクロ経済学とは	講義
【2】	ＧＤＰと三面等価の原則
【3】	物価水準とインフレーション
【4】	消費と貯蓄
【5】	投資
【6】	財市場の分析①
【7】	財市場の分析②
【8】	財市場の均衡とＩＳ曲線
【9】	貨幣の概念
【10】	貨幣供給と貨幣需要
【11】	資産市場の均衡とＬＭ曲線
【12】	ＩＳ-ＬＭの均衡
【13】	財政金融政策の効果
【14】	デフレ不況とＩＳ-ＬＭモデル
【15】	インフレターゲット政策

評価方法
筆記試験（100％）による。なお、試験への持込参照は一切不可である。
教科書
清川義友他『マクロ経済学の視点』八千代出版、2007年。ISBN 4-8429-1419-0
参考図書
N,G,マンキュー『マンキュー経済学Ⅱマクロ編（第２版）』東洋経済新報社．中谷巌『入門マクロ経済学（第５版）』日本評論社．など。

備考
毎回講義の後には、テキスト・ノートの復習を必ず行うこと。