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【科目名】日本国憲法ベイシックⅡ（人権）

科目番号	54660	担当教員名	古田　修一	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	１年

授業概要
日本国憲法の学習は，「統治」と「人権」の２分野に大きく分かれます。日本国憲法ベイシックⅡは「人権」の分野をとり扱います。日本国憲法の基本原理の一つに基本的人権の尊重があります。人権をめぐる様々な問題について学んでいきますが，講義時間数が限られていることから，時間数の不足を補う趣旨もあり，教科書を指定します。
到達目標
①人権にまつわる新聞記事等に関心を持ち，一般的な理解ができるようになる。 ②公務員試験などの受験準備の学習を進める前提として不可欠な基礎的知識を得る。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	はじめに基本的人権の原理	講義
【2】	基本的人権の歴史明治憲法と現行憲法の比較	講義	「憲法　第５版」芦部信喜著（以下「教科書」という。）第５章１を精読すること。
【3】	人権の観念・内容	講義	教科書第５章２・３を精読すること。
【4】	人権の享有主体	講義	教科書第５章４を精読すること。
【5】	基本的人権の限界	講義	教科書第６章を精読すること。
【6】	幸福追求権	講義	教科書第７章１を精読すること。
【7】	法の下の平等	講義	教科書第７章２を精読すること。
【8】	内心の自由	講義	教科書第８章を精読すること。
【9】	表現の自由	講義	教科書第９章１・２を精読すること。
【10】	表現の自由の限界	講義	教科書第９章３～を精読すること。
【11】	経済的自由権　１	講義	教科書第10章１・２を精読すること。
【12】	経済的自由権　２人身の自由	講義	教科書第10章３・第11章を精読すること。
【13】	国務請求権・参政権	講義	教科書第12章を精読すること。
【14】	社会権　１	講義	教科書第13章１・２を精読すること。
【15】	社会権　２まとめ	講義	教科書第13章３を精読すること。

評価方法
平常点び筆記試験
教科書
「憲法　第５版」芦部信喜著（岩波書店）及びセレクト六法
参考図書
講義の過程で必要に応じて紹介

備考
原則としてⅠも受講すること。基本的には教科書に沿って講義しますので，予習・復習にも教科書を活用してください。