徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    犯罪と法(刑法ベイシック)

科目番号54664担当教員名古田 修一単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
授業概要:罪を犯すことなく善良な市民として生活を送るために,また,将来,裁判員として犯罪者を裁く立場になり得ることを考えれば,「犯罪とは何か」という刑法のアウトラインを知っておくことは,必要不可欠と言えます。なお,講義時間数の制約が大きいため,刑法のうち総則部分(総論)はできる限り全般に触れますが,個々の罪に関する部分(各論)は主要なものに限定します。
到達目標:①刑事事件や裁判にかかわる新聞記事等の内容が一般的に理解できるようになる。②公務員試験などの受験準備の学習を進める前提として不可欠な基礎的知識を得る。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】はじめに・・・・刑事法・刑法を学ぶということ  
【2】刑法は何のためにあるのか  
【3】刑罰について考える  
【4】刑罰の種類  
【5】刑法とその解釈(罪刑法定主義)  
【6】犯罪の成立要件  
【7】構成要件該当性  
【8】違法性とその阻却  
【9】責任とその阻却  
【10】故意・過失  
【11】既遂と未遂  
【12】正犯と共犯  
【13】個人に対する罪  
【14】社会・国家に対する罪  
【15】まとめ  
評価方法
平常点及び筆記試験
教科書
六法(別途指定)及び「基礎から学ぶ刑事法(第4版)」」(有斐閣)
参考図書
「刑法入門」(山口厚著 岩波新書)・「刑法概説」(平野龍一著 東京大学出版会)その他講義の中で必要に応じて紹介
備考
指定した教科書は,後期の「公法ベーシックⅡ」でも使用する。この教科書を用いて,刑事法のうち,刑法関係はこの授業で,刑事訴訟法・少年法・刑事政策関係は「公法ベーシックⅡ」で学ぶことになる。