徳島文理大学

Webシラバスシステム

 TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    世界経済論

科目番号54690担当教員名池上　政弘単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次３年
授業概要
【授業の概要】
国際貿易がなぜ重要なのか、為替レートはどのように決まるのか、国際的な資本移動はなぜ起きるのかなど国際経済学の基礎理論を解説するとともに、貿易収支や資本移動の現状、貿易・金融に関する国際的な制度・協定、EU・北米・アジアの地域経済統合の動き、最近の世界経済の動向と課題を取り上げます。
国際経済学の基礎理論と国際経済の現状について基礎的な事項を習得する。
到達目標
国際経済学の基礎理論と国際経済の現状について基礎的な事項を習得し、日本の置かれた状況について理解を深める。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】世界経済と世界貿易講義レジュメのデータを参照し、世界経済の成長よりも早い速度で世界貿易が拡大している状況を把握する。
【2】比較優位と国際分業の利益講義レジュメと参考図書を参照し、リカードの比較優位の理論をもとに、当事国双方にとって貿易の利益があることの理解を確実なものにする。
【3】生産要素（土地、資本、労働）の腑存量と資本、労働の国際間の移動講義レジュメと参考図書を参照し、生産要素（労働、土地、資本）の賦存量と貿易に関するヘクシャー＝オリーンの定理の理解を確実なものにする。
【4】貿易政策（産業保護、関税、非関税障壁）講義、受講者間の議論レジュメと参考図書を参照し、特定産業の保護、関税、非関税障壁に関する問題について理解を深める。日本の輸入品時事問題をとりあげ、貿易政策に関するレポートをまとめる。
【5】国際収支の見方講義レジュメと日本銀行の公表資料を参照し、国際収支表の見方を習得する。
【6】外国為替取引と為替レートの決定講義レジュメと参考図書及び日本銀行の公表資料を参照し、為替市場における為替相場の決定要因について理解を確実なものにする。
【7】固定相場制と変動相場制の比較講義レジュメと参考図書を参照し、先進国の間で第二次大大戦後に成立した固定相場制が変動相場制に移行した経緯ならびに固定相場制と変動相場制の比較・得失について理解を深める。
【8】経済発展段階と国際収支講義レジュメと参考図書を参照し、経済の発展段階に対応して、国際収支の構成項目の収支の変化について理解を深める。
【9】日本経済の成長と国際収支の変遷講義レジュメと政府公表資料を参照し、日本経済の成長と国際収支の変遷について、理解を深める。
【10】貿易・金融に関する国際機関・制度（国際通貨基金、世界銀行、世界貿易機関等）講義レジュメと図書館の関連書籍を参照し、貿易・金融に関する国際機関・制度の知識を広げる。
【11】世界貿易機関における各国間の交渉の動き講義レジュメと図書館の関連書籍を参照し、GATT（ガット）、WTO（世界貿易機関）における加盟国間の交渉経緯と現在、対立している問題について理解を深める。
【12】地域的な経済統合・協調の動き（EU,北米、アジア）講義レジュメと政府公表資料を参照し、地域的な経済統合・協調の動きについて、理解を深める。
【13】FTA（自由貿易協定）、EPA（経済連携協定）締結の動き講義レジュメと政府公表資料を参照し、世界各国のFTA、EPA締結の動きと日本の対応について理解を深める。FTA、EPAに関する書籍を参照し、レポートをまとめる。
【14】地域間の貿易動向講義レジュメと政府公表資料を参照し、日本、中国、米国、東アジア、EU間の貿易取引の状況について理解を深める。
【15】日本の貿易に関する課題講義、受講者間で議論講義、左記議論、レジュメ等の資料を参照し、国際収支の動向、企業の海外進出、主要貿易相手国との関係等の状況を把握し、日本の貿易に関する課題について考察する。
評価方法
中間レポートと筆記試験
専門用語の理解と論理の展開を重視して評価します。
教科書
レジュメにより講義します。レジュメを用意して講義します。レジュメは総合政策学部の共用ファイルから検索できるようにします。 マイコンピュータ　→　‘nps’ public(X)　→　teacher →　池上　→　講義　2013年度　→　後期　→　世界経済論
参考図書
「ゼミナール国際経済入門」（伊藤元重　著、日本経済評論社）
「国際経済学入門　�機々餾殍念彿圈廖�
リチャードE.ケイブズ、ジェフリーＡ．フランケル、ロナルドＷ．ジョーンズ　伊藤隆敏　監訳　田中勇人　訳
日本経済新聞社

「国際経済学入門　�供々餾櫂泪�ロ経済学編」
　著者、出版社：　上記の書籍に同じ

「国際経済学入門
国際マクロ経済学編」


．

、
備考