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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】行政経営学Ⅰ

科目番号	54895	担当教員名	玉有　繁	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	4年

授業概要
我が国は人口減少時代に移行し、多くの地方では人口減と著しい高齢化が進んでいます。また、前世紀末から続く景気低迷とグローバル化の進行で、地方の産業・雇用は疲弊しています。こうした中で、地方分権改革が進んでおり、地方自治体の自己決定と自己責任の領域は大きく広がっています。多くの自治体では、環境の変化に対応しながら、住民満足度の高い、効率的・効果的な行政を目指して、民間の経営手法の導入や多様な住民参加・協働などの改革を進めています。この科目では、今日の地方の行政経営を取り巻く課題と、その中での改革の取り組みについて、実際の事例等を取り上げながら学んでいきます。
到達目標
①地方行政の今日的な課題を理解する。②自治体における行政経営改革の取り組みを理解する。③これからの地方行政のあり方について自分の意見が言える。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	イントロダクション	基本的に講義により進めます。また、テーマにより行政経営の現場を担当している自治体職員を招き、実際の取り組みについて講義してもらう機会も設けます。そのため、各回の授業計画の順序、内容等は都合により変更の可能性があります。（２回目以降同様）	講義に関係する資料（プリント）は、原則として前回の授業時に配布するので、該当の授業日までに予習をしておくこと。また、授業後は、授業内容を復習するとともに、新聞やインターネットなどによって関係情報を収集し、更に理解を深めること。（２回目以降同様）
【2】	ローカルガバナンスとＮＰＯ（その１）
【3】	ローカルガバナンスとＮＰＯ（その２）
【4】	ニュー・パブリック・マネジメント
【5】	ＰＦＩとＰＰＰ
【6】	地方分権改革（その１）
【7】	地方分権改革（その２）
【8】	自治体の政策と総合計画（その１）
【9】	自治体の政策と総合計画（その２）
【10】	ＩＣＴを活用した自治体の業務改革
【11】	自治体の行政評価（その１）
【12】	自治体の行政評価（その２）
【13】	アウトソーシング
【14】	自治体の行財政改革
【15】	まとめ

評価方法
平常点とレポート（授業後、学期末）の内容により評価します。
教科書
プリントを配布します。
参考図書
必要のつど紹介します。

備考
「地方行政論」または「公法ベイシックⅠ（行政学入門）」を履修していることが望ましい。