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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】行政法ベイシックⅡ

科目番号	64832	担当教員名	松村　豊大	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	2年

授業概要
行政法ベイシックⅡでは、行政法ベイシックⅠに引き続き、行政に関する法律に共通する考え方や概念等について学ぶ。
到達目標
①行政活動をめぐる様々な問題について、行政と法律との関係を通して、ある程度理解できるようになる。②公務員試験の受験勉強を進めるために不可欠な行政法学の基礎的知識を得る。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	授業計画／行政訴訟法の全体像	基本的に講義により進めます。なお、指定した教科書は必ず持参すること。（２回目以降同様）	授業「後」にプリントを配るので、用語と概念を各自で確認しておくこと。
【2】	行政訴訟法の全体像
【3】	取消訴訟の対象　訴訟要件
【4】	取消訴訟の訴訟要件
【5】	取消訴訟の原告適格
【6】	取消訴訟の訴えの利益
【7】	取消訴訟のプロセス
【8】	取消訴訟のプロセス/小テスト
【9】	取消訴訟以外の抗告訴訟
【10】	抗告訴訟以外の行政訴訟
【11】	行政不服審査
【12】	行政不服審査
【13】	国家賠償法１条
【14】	国家賠償法２条
【15】	損失補償と国家賠償と損失補償の谷間

評価方法
中間試験と平常点と期末試験の成績により評価します。
教科書
曽和他『現代行政法入門（第３版）』「ポケット六法」ただし、行政不服審査法は改正条文が掲載されているもの ※行政法ベイシックⅠ（前期）に引き続き使用する。
参考図書
講義の過程で適宜紹介します。

備考

行政争訟法の分野の学習には、裁判にかんする基本的知識のほか、民法の損害賠償の概念など、難しい抽象的な概念の理解を必要とします。安易な気持ちでとっかかると、時間ばかりかかってしまい、効果があがりません。
しかし、公務員試験(地方上級・国家一般職）の試験には必ず出題される分野なので、志願者は乗り切る必要があります。そのつもりで登録・受講してください。