徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    地方行政論

科目番号65015担当教員名床桜 英二単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3
授業概要
都道府県や市町村といった地方自治体の基本的な仕組みを理解するとともに、地方分権や地方創生という大きな潮流の中で地方自治体の仕事がどのように変化し、何に重点的に取り組んでいるのかなどを明らかにします。特に、自治体による地域課題の解決のためには、企業、地域住民、大学などとの連携が不可欠となっています。自治体の活動を考えることは、企業や地域の活動を考えることにも繋がります。そこで、公務員を目指す者はもとより、民間希望の皆さんにも、有意義な内容となるよう工夫を凝らしていきます。
到達目標
①地方自治体の基本的な仕組みを理解する。②地方自治体が直面している課題について分析し、対応策についての自らの意見を整理する。③地域活性化に向けた、様々な主体の連携の重要性を理解し、参画の動機づけを行う。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】地方自治とは何か?講義を基本としながら、外部講師の話も聞きながら、最新の行政課題を学びます。(2回目以降同じ)教科書の該当部分の予習を行うこと。また、必要に応じて課題を出し、レポート作成を求めます。(2回目以降同じ)
【2】自治体の課題~地方創生とは何か?  
【3】自治体の種類と仕事  
【4】住民の権利と義務  
【5】執行機関と議事機関  
【6】自治体の課題~南海トラフの巨大地震  
【7】地方財政の仕組み(1)  
【8】地方財政の仕組み(2)  
【9】地方財政の仕組み(3)  
【10】地方分権  
【11】市町村合併  
【12】自治体の課題~地域資源を生かす  
【13】国と自治体との関係  
【14】住民参加  
【15】まとめ  
評価方法
平常点と期末試験及びレポートの成績により評価します。
教科書
平谷英明「一番やさしい地方自治の本(第一次改訂版)」(学陽書房2012年)
参考図書
増田寛也「地方消滅」(中公新書2014年)
新藤宗幸「日曜日の自治体学」(東京堂出版2013年)
片山善博「自治体自立塾」(日本経済新聞出版社2015年)
備考