徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    マクロ経済学��

科目番号85057担当教員名廣江　満郎単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2
授業概要
本講は、前期科目「マクロ経済学ベイシック�機廚鬚気蕕縫好謄奪廛▲奪廚気擦人�論分析ツールを理解・修得し、そのうえで「政策」の立案・実施および政策効果の評価に対して適用・応用できる分析能力を養成することを目的とする。したがって、実際の経済の動向を踏まえたより実践的な理論分析ツールを講述し、上記「政策」を巡る課題との関係を重視した講義を行う予定である。
到達目標
　　　本講は、次の3つを到達目標とする。（１）主要なマクロ経済モデルを理解し、その特徴が説明できる。（２）上記マクロ経済モデルを利用して、生産量・所得、利子率、物価等の主要な実体経済変数や金融変数を決定することができる。（３）上記マクロ経済モデルを利用して、財源別の財政政策の経済効果および政策手段別の金融政策の経済効果を比較・考察し、説明できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】 ベイシックなマクロ経済モデル（Keynesian Multtiplier Model）の再論　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【2】 乗数モデルからIS-LMモデルへの拡張　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【3】 IS-LMモデルによる経済分析１（IS曲線の導出：財市場の均衡、LM曲線の導出：貨幣市場の均衡）　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【4】 IS-LMモデルによる経済分析２（生産量・所得、利子率の決定）　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【5】 IS-LMモデルによる経済分析３（財政政策および金融政策の経済効果）　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【6】 IS-LMモデルによる経済分析４（財源別の財政政策および政策手段別の金融政策の経済効果）　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【7】 IS-LMモデルによる経済分析５（物価の変動を考慮した長期分析への拡張と財政・金融政策の経済効果）　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【8】 AD-ASモデルによる経済分析１（AD曲線およびAS曲線の導出、生産量・所得、利子率および物価水準の決定）　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【9】 AD-ASモデルによる経済分析２（財政政策および金融政策の経済効果）　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【10】 国際収支、為替相場（固定相場制と変動相場制）、為替レート　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【11】 閉鎖経済体系（閉鎖経済モデル）から開放経済体系（開放経済モデル）への拡張　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【12】 開放経済体系（開放経済モデル）下における財政・金融政策の経済効果　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【13】 他の主要な経済モデル１（新古典派成長モデルの仕組みと特徴）　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【14】 他の主要な経済モデル２（内生的経済成長モデルの仕組みと特徴）　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
【15】 主要なマクロ経済モデルを利用した経済分析の総括　　　講義事前に配布する講義資料に基づき予習をしておく。
評価方法
　定期試験（100％）
教科書
　なし（適宜、講義資料を配付する）
参考図書
　N.G.マンキュウ『マンキュウ経済学�競泪�ロ編（第２版）』東洋経済新報社
備考
　新聞に掲載されている経済記事や主要な経済誌等に目を通すなどして、日本を含む世界経済で生起している出来事・問題に関心をもつようにしてください。授業でマクロ的視点から、それらの問題についてもアプローチしたいと考えている。
　なお、オフィス・アワーは水曜日の5限（私の研究室（23号館9F））です。