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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 00021 | 担当教員名 | 南 育広 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | １年 |
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| 授業概要 |
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| ｢地域社会政策論��｣に引き続き、地域社会と社会関係資本について考察を進める。社会関係資本の構築にあたっては、ボランティアやNPOといった自発的市民活動と共に地縁を媒介とした市民活動の活性化が言われる。社会関係資本を豊かなものにするためには、自発的市民活動と地縁型の両者が不可欠である。地域課題の解決方策に有効な市民活動のあり方、活性化の方策を探る。 |
| 到達目標 |
| １．市民活動の類型について説明ができる。 ２．NPO、ボランティアの意義を説明できる。 ３．地縁型市民活動についてその意義と課題を説明できる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 市民活動の類型 市民活動の類型について概説するとともに、自発型、地縁型の 市民について述べる | ||
| 【2】 | 自発型市民活動（1）ボランタリズムとは 自発型市民活動を支えるボランタリズムの 特徴について述べる | ||
| 【3】 | 自発型市民活動（2）ボランティアの歴史 ボランティアが果たしてきた歴史的役割について 述べるとともに、現在のボランティアが抱える問題点を明らかにする | ||
| 【4】 | 自発型市民活動（3）NPOとは アメリカにおけるNPOの歴史と我が国でNPO法ができる背景 について述べる | ||
| 【5】 | 自発型市民活動（4）日本におけるNPOの現状 我が国のNPOの現状及び課題について述べる | ||
| 【6】 | 地縁型市民活動（1）町内会・自治会の歴史 町内会・自治会の歴的変遷をたどることにより、 現在の市町村と自治会の関係を明らかにする | ||
| 【7】 | 地縁型市民活動（2）町内会・自治会の機能 町内会・自治会の果たす機能の変遷について 明らかにする。 | ||
| 【8】 | 地縁型市民活動（3）市町村と町内会・自治会 自治体行政と町内会・自治会の関係について | ||
| 【9】 | 地縁型市民活動の再評価 地縁型市民活動が作るソーシャルキャピタルの意義について 考察を進める | ||
| 【10】 | ソーシャルキャピタルと市民活動 (1) ソーシャルキャピタルと市民活動の関係について述べる | ||
| 【11】 | ソーシャルキャピタルと市民活動 (2) 市民活動の衰退がもたらすソーシャルキャピタルの毀損 について述べる | ||
| 【12】 | 地域における協同性 地域における共同性の在り方の歴史的変遷について述べる | ||
| 【13】 | 協同性の行方 協同性の在り方の変化が地域社会にもたらす変化について考察する | ||
| 【14】 | つながりの再構築に向けて 地域社会における共同性はいかにして再構築できるか考察をする | ||
| 【15】 | 地域社会と共同性 共同性の観点からこれからの地域社会の在り方をのべる | ||
| 評価方法 |
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| 受講態度30％、授業での発言等30％、期末レポート40％ |
| 教科書 |
| 担当者にて資料を用意する |
| 参考図書 |
| R.パットナム『孤独なボウリング】（柴内訳柏書房 2006年） 拙稿：「ソーシャルキャピタルと市民活動」(文理大学紀要83号 2012年）、「市民活動の多様性」(同、85号 2013年）、「ソーシャルキャピタルの形成に向けて」(同、87号 2014）など |
| 備考 |
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