徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    公共・法政策論Ⅰ

科目番号10088担当教員名青野 透単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
 現代社会が抱える様々な問題のうち、公共部門が主体となって解決すべき課題について、基礎法学及び法解釈学の観点から考察し、問題解決策を考案すると共に、「憲法」を頂点とする実定法の体系に組み込んで実施できるための理論的考察を深める。そのため、法の歴史、法の思想の歴史、憲法の歴史、及び人権の歴史に関する知識を確認すると共に、「人権論」に配慮しつつ、現実具体的な「政策」を「実装」できる手段について、障害者の権利保障を例に考究する。なお、授業計画は受講生の研究課題を踏まえ、随時改訂を加えることとする。
到達目標
1.法の本質、機能及び歴史について理解し、説明できる。2.憲法を中心とする法思想の歴史について理解し、説明できる。 
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】現代社会の諸問題と法-障害者の権利を例に-教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【2】法の本質と機能教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【3】法の歴史教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【4】古代ギリシャの自然法思想教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【5】キケロとローマ法教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【6】西欧近代の自然権思想と社会契約説教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【7】憲法の歴史教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【8】日本における憲法の歴史教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【9】人権の歴史教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【10】障害者の権利教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【11】憲法における高等教育を受ける権利と障害者教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【12】国家による障害学生支援政策教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【13】障害者権利条約教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【14】障害者基本法と障害者差別解消法教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
【15】障害者の権利保障をめぐる法政策の現状と課題教員による講義と受講生との質疑応答教員提示資料の読解による課題発見および先行研究探索。想定される授業時間外学修所要時間90分。
評価方法
授業中の質疑応答(30%)と提出されたレポート(70%)により、授業の到達目標について、理解度及び説明内容に関するルーブリックに基づく評価をおこなう。レポート講評をgoogle classroomにて実施。なお、レポートは受講生の数等を勘案して、授業中の口頭報告により代替することもある。
教科書
広井良典『人口減少社会のデザイン』(東洋経済、2019年)および 竹下賢他編『トピック法思想 羅針盤としての歴史』(法律文化社、2000年)。いずれも購入の必要はありません。必要な箇所については複写して用意します。
参考図書
2000年 畑安次他編『日本国憲法 主権・人権・平和』ミネルヴァ書房、2010年
備考
オフィスアワー:23903青野研究室にて、毎週火曜日18時10分~19時40分(なお、この時間帯に授業がある院生については、随時、受け付ける)。実務経験:昭和57年~昭和60年 京都府立高校非常勤講師。