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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10143 | 担当教員名 | 備考欄記載の教員 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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地域政策の決定に参画して地域社会で活動する場合に不可欠な法的判断の枠組みを学び、法的素養を身につけ、修士論文執筆に向けた準備をする。民商法政策論の講義では、主として具体的な法改正についての説明をおこなうが、演習では、そこで取り上げた主要なテーマについての文献購読、論点についての質疑応答を介して、私法制度の理解を深め、修士論文の執筆にむけた準備をすすめる。 あわせて、大学院生が設定したテーマについても深く掘り下げた議論をすすめる。 |
到達目標 |
修士論文執筆のための準備が整う。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 債権の意義 債権と請求権、債務、給付義務、付随義務、保護義務をテーマに議論する。 | ||
【2】 | 債権者代位権 詐害行為取消権 債権者代位権の目的、代位権の要件と法律効果をテーマに議論する。詐害行為取消権の法的性質及び内容、詐害行為取消権の要件及び法律効果、取消権行使の方法、取消の範囲及び内容をテーマに議論する。 | ||
【3】 | 連帯債務 多数当事者の債権関係、不可分債権関係、連帯債務の意義、連帯者債務者相互間の求償関係、不真正連帯債務をテーマに議論する。 | ||
【4】 | 保証制度 保証制度の概説、保証債務の内容、保証人の求償権、連帯保証、継続的保証(根保証)をテーマに議論する。 | ||
【5】 | 債権譲渡、債権の消滅 物権の譲渡と債権の譲渡との比較、債権譲渡の原因、債務者に対する対抗要件、債務者に対する異議を留めない承諾の効果、弁済、相殺をテーマに議論する。 | ||
【6】 | 不法行為法の総説 不法行為法の目的と機能、財産的損害賠償の内容、損害賠償の方法、損益相殺、担保賠償論、不法行為の差し止めの可否、時効と除斥期間、不法行為の成立要件(故意・過失、権利侵害、名誉権・氏名権・肖像権など法律上保護される利益、)をテーマに議論する。 | ||
【7】 | 特殊な不法行為 使用者責任、注文者責任、共同不法行為、土地工作物責任、動物占有者責任。 慰謝料、損害賠償請求権の相続性、正当防衛、緊急避難をテーマに議論する。 | ||
【8】 | 民法改正 法制審議会民法部会において決定された民法改正要綱仮案(平成26年現在)をテーマに議論する。 | ||
【9】 | 商法総則 商人、商業登記(不動産登記法との対比も)、商号、商業帳簿、商業使用人、代理商をテーマに議論する。 | ||
【10】 | 修士論文執筆のための演習(1) 大学院生の論文テーマについての演習 議論 | ||
【11】 | 修士論文執筆のための演習(2) 大学院生の論文テーマについての演習 議論 | ||
【12】 | 修士論文執筆のための演習(3) 大学院生の論文テーマについての演習 議論 | ||
【13】 | 修士論文執筆のための演習(4) 大学院生の論文内容の検討 議論 | ||
【14】 | 修士論文執筆のための演習(5) 大学院生の論文内容の検討 議論 | ||
【15】 | 修士論文執筆のための演習(6) 大学院生の論文内容の検討 議論 |
評価方法 |
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レポートおよび授業外作成の論文などを総合的に評価する。 |
教科書 |
授業中に紹介する |
参考図書 |
授業中に紹介する |
備考 |
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民商法政策論分野の修士論文を執筆しようとする院生が受講する。 担当者は、早川勝 橋本誠志 の2名である |