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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10182 | 担当教員名 | 山城 新吾 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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| 授業概要 |
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| 【授業概要】 人工知能（AI:Artificial Intelligence）については、1960年代の第1次ブーム、1980年代のエキスパートシステムのような第2次ブーム、そして2000年代からの第3次ブームと、コンピュータの能力向上を背景としながら歴史を積み重ねてきているが、一般市民がその恩恵にあずかれるようになったのは2010年代に入ってからのことである。内閣府の掲げる「Society 5.0」のように、AI・センサー・有線/無線ネットワーク・ビッグデータなどを含む様々な情報通信技術が組み合わされて、現実社会の中で活用されるようになっているが、一方、AIとその実利用については技術革新が進行中で、さらに人によって考えや解釈が違うなど、まだまだ発展途上とも言える。 本「高度情報化社会政策論�機廚砲�いては、そもそもAIって何?どのように役立つの?という学習者を対象として、AIの概要、AIを支える様々な技術、ビジネスにおけるAIの活用例などを紹介する。本講義ではあくまでも初学者を対象として、現実の社会におけるAIの利活用について理解してもらうことに焦点を絞っており、AIそのものの開発や、既にAIの利活用が進んでいるケースのさらなる高度化については扱わないので注意すること。 【キーワード】人工知能 Society 5.0 機械学習 ディープラーニング 社会におけるAIの利活用 【GoogleClassroomクラスコード】upqzdfu |
| 到達目標 |
| 【到達目標】 (1)知識 ・人工知能（AI）の概要や歴史について理解している ・AIを支える様々な技術（機械学習・ディープラーニング・ビッグデータなど）について理解している ・AIの活用方法について機能や役割・適用領域別に理解している (2)態度 ・AIを利活用するのにあたって必要となる企画・データ準備・評価などについて、自ら準備出来る (3)技能 ・目的に応じたAIの利活用について企画・データ準備・実行（サービス提供）・評価と改善についての提案が出来る (4)思考・判断 ・各社から提供されるAIサービスについて、それの違いや得意分野を踏まえた上で、自らの目的に応じた選択が出来る |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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| 【1】 | 人工知能（AI）とは（１） 実社会の中におけるAI | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書第1章 参考書(1)第1章・第5章 参考書(2)第1章 60分〜90分 |
| 【2】 | 人工知能（AI）とは（２） AIの分類・AI開発の歴史 | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書第1章 参考書(1)第3章 参考書(2)第1,2章 参考書(3)第3章 60分〜90分 |
| 【3】 | 人工知能（AI）を支える技術（１） 機械学習・ディープラーニング | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書(1) 教科書 参考書(1)第3章 参考書(2)第2章 参考書(4)第1-3章 60分〜90分 |
| 【4】 | 人工知能（AI）を支える技術（２） 教師あり／なし学習・強化学習 用意すべきデータ | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書 参考書(1)p,87-94・p.134-140 60分〜90分 |
| 【5】 | 人工知能（AI）と社会・政策（１） これまでの情報通信技術に関する政府の施策の流れ | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書第1,2章 参考書() 60分〜90分 |
| 【6】 | 人工知能（AI）と社会・政策（２） 情報通信白書から読み取れること | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書第1,2章 参考書() 60分〜90分 |
| 【7】 | 人工知能（AI）と社会・政策（３） SOciety5.0・i-Japanは実際どうなのか | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書第1,2章 参考書() 60分〜90分 |
| 【8】 | 人工知能（AI）と自治体業務（１） 各種の実証実験 | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書第1,2章 参考書(1)第6章 60分〜90分 |
| 【9】 | 人工知能（AI）と自治体業務（２） 自治体業務はどう変化する？ | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書第3,4章 参考書() 60分〜90分 |
| 【10】 | 人工知能（AI）とローカルメディア | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書 参考書() 60分〜90分 |
| 【11】 | 人口知能（AI）と教育・人材育成（１） 初等・中等教育はどう変化する？ | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書 参考書(5) 60分〜90分 |
| 【12】 | 人口知能（AI）と教育・人材育成（２） 高等教育はどう変化しつつある？ | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書 参考書(5) 60分〜90分 |
| 【13】 | 人口知能（AI）と教育・人材育成（３） 企業内教育・社会人教育はどう変化しつつある？ | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書 参考書(5) 参考書(1)第6章 60分〜90分 |
| 【14】 | 人工知能（AI）と社会の未来 倫理面・法的側面 | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | 教科書第5章 参考書(3)第4,5章 60分〜90分 |
| 【15】 | 全体のまとめ | 講義 （簡単なディスカッションやプレゼンテーションを含む） | |
| 評価方法 |
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| 授業中に指示する課題に対する評価やプレゼンテーション（40%）と最終レポート（60%）を合計する。 |
| 教科書 |
| 井熊均ほか「AI自治体 公務員の仕事と行政サービスはこう変わる!」学陽書房（2018年）ISBN978-4-313-15095-9 |
| 参考図書 |
| (1)野口竜司「文系AI人材になる 統計・プログラム知識は不要」東洋経済新報社（2020年）ISBN978-4-492-76251-6 (2)城塚音也「AI（人工知能）」日経文庫ビジュアル／日本経済新聞出版社（2019年）ISBN978-4-532-11938-6 (3)中川裕志「裏側から視るAI 脅威・歴史・倫理」近代科学社（2019年）ISBN978-4-7649-0599-3 (4)機械学習研究会「60分でわかる！機械学習＆ディープラーニング超入門」技術評論社（2017年）ISBN978-4-7741-8879-9 (5)渡部信一「AI×データ時代の「教育」戦略」大修館書店（2021年）ISBN978-4-469-21388-1 |
| 備考 |
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| ・初学者対象という基本スタンスに変更はないが、受講者の既存知識や経験に応じて、カリキュラムや学習内容・学習形態を柔軟に変更する。 ・資料の提供やディスカッション・レポート提出等で、Google Classroomを使用する。インターネット接続可能なタブレット・ノートPC等の持参を推奨する。もし保有してなければPC教室への変更を検討する。 ・概要をつかむ教材として、AIに関する映像の視聴を授業中に行う場合がある。 ・学習状況に応じ、各社から提供されているオンラインAIサービスを試用してみることも検討する。 ・単位の習得にあたっては、大学設置基準第21条に規定する学習時間を要する。 【科目ナンバー】 【オフィスアワー】水曜日5時間目 25号館11F・山城研究室 【実務経験】なし |