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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 13164 | 担当教員名 | 高橋 昌江 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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生体が機能を維持するために酸素,栄養素を取り入れる.しかし,本来生体が必要としない化学物質等も同時に体内に摂取され,健康障害が引き起こされる.その異物の吸収,分布,蓄積,代謝,排泄を理解し,中毒症状等を学ぶ.社会における公害,薬害を学び,健康を維持・増進させるための手法を理解する.また,地球環境における大気汚染,水質汚濁,廃棄物,職場環境における健康障害の要因を学び,健康生活を考える. |
到達目標 |
(1)知識(理解):健康障害を引き起こす薬毒物や環境因子の特性を把握できる. (2)態度(関心・意欲):新規物質に関心を持ち健康障害の可能性を考えることができる. (3)技能(表現):健康障害を回避できる技能を身につける. (4)思考・判断:人間生活向上のために健康障害を防ぎ健康づくりができる考えを持ち的確な判断力を身につける. |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 人間の環境:生活から地球まで,地球生態系と成り立ち,環境汚染から地球環境問題. | 一斉講義形式 | 予習:地球環境問題に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:主要な環境問題を説明することができる。(1時間) |
【2】 | 環境の把握とその評価:環境の認知・評価,人工的環境の把握とその評価,環境アセスメント. | 一斉講義形式 | 予習:環境問題の把握と評価に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:環境問題の現状を説明することができる。(1時間) |
【3】 | 物理的環境要因:気温,湿度,気流,輻射熱,騒音,放射線,電磁波,気圧による影響. | 一斉講義形式 | 予習:物理的環境要因に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:環境要因の概要を説明することができる。(1時間) |
【4】 | 化学的環境要因:化学物質の進入経路,毒性,健康影響,新物質. | 一斉講義形式 | 予習:化学的要因に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:化学的要因の概要を説明することができる。(1時間) |
【5】 | 生物的環境要因:感染症の病態・疫学,感染経路,微生物と環境要因. | 一斉講義形式 | 予習:生物的要因に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:生物的要因の概要を説明することができる。(1時間) |
【6】 | 空気の衛生と大気汚染:体温調節と空気,正常成分と異常成分. | 一斉講義形式 | 予習:大気汚染に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:大気汚染の問題点を説明することができる。(1時間) |
【7】 | 水の衛生と水質汚濁:上水,下水,水質汚濁. | 一斉講義形式 | 予習:水質に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:水質に関する問題点を説明することができる。(1時間) |
【8】 | 廃棄物:一般廃棄物,産業廃棄物,不法投棄,有害廃棄物の越境移動の管理. | 一斉講義形式 | 予習:廃棄物に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:廃棄物に関する問題点を説明することができる。(1時間) |
【9】 | 衣食住の衛生:衣料・食品・住居と健康. | 一斉講義形式 | 予習:衣食住の問題に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:衣食住に関する問題点を説明することができる。(1時間) |
【10】 | 公害と環境問題:歴史,公害問題,地球規模の環境問題・対策. | 一斉講義形式 | 予習:公害に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:公害についての問題点を説明することができる。(1時間) |
【11】 | 環境の管理:環境管理,国際的・国内の取り組み. | 一斉講義形式 | 予習:環境管理の取り組みに関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:環境管理に関する問題を説明することができる。(1時間) |
【12】 | 働く人々の健康,労働災害・事故:健康問題史,産業保健,勤労者保健,労働災害の要因・対策. | 一斉講義形式 | 予習:人の労働における問題に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:労働問題を説明することができる。(1時間) |
【13】 | 職業病:物理的環境・化学的環境因子・作業条件による健康障害,安全衛生対策. | 一斉講義形式 | 予習:職業病に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:職業病に関する問題を説明することができる。(1時間) |
【14】 | 職場における健康診断と健康増進,勤労者の労働時間と余暇,職場復帰:健康診断,労働時間と休養時間,余暇の実態・推移. | 一斉講義形式 | 予習:健康管理に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:健康管理に関する問題を説明することができる。(1時間) |
【15】 | まとめ:環境等と健康の維持・増進について | 一斉講義形式 | 予習:健康の維持・増進に関する疑問点を抽出する。(30分間) 復習:健康の維持・増進の方法について説明することができる。(1時間) |
評価方法 |
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筆記試験(100%)、解説はクラスルームで行う。 |
教科書 |
シンプル衛生公衆衛生学2022 鈴木庄亮 他著 南江堂 |
参考図書 |
適宜配布する。 |
備考 |
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・オフィスアワー:月曜日 16:20〜17:50 1号館11階 研究室 ・科目ナンバーA9HN101L ・実務経験なし |