徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    フードコーディネート論 Study on Food Coordination

科目番号13631担当教員名松下 純子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
フードコーディネートは、食べることにかかわるさまざまな場において、食品自体のおいしさ、雰囲気、感情など多岐にわたる条件を調整し、満足のいく場面を演出することである。ホスピタリティとアメニティについて学び、もてなしの心についても考える。心身の健康を満足させるために、フード「食物」をいかにコーディネート「組み合わせ」して生活あるいは社会に活かすかを場面ごとに学ぶ。時代の変化を的確に見極めながらも時代の流行に流されず、フードコーディネートできる基礎力を養う。フードスペシャリスト養成課程の必修科目である。
到達目標
①知識(理解):フードスペシャリスト(資格名称)としてのフードコーディネート関連の仕事を説明できる。
②態度(関心・意欲):フードスペシャリストに関わる、食についての知識を多方面より知ることができる。
③技能(表現):初歩的なコーディネートが、テーブル上やフードマネジメントにおいてできる。
④思考・判断:フードコーディネートを行う上で学んだ知識を、場面に応じて実践できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】フードコーディネートの基本理念講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】教科書の基本理念を読む(60分)。
【復習】ホスピタリティ・アメニティを理解するためのまとめをする(120分)。
【2】食事の文化Ⅰ 日本の食事の歴史講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】日本の歴史のながれを見ておく(60分)。
【復習】現代の食生活の成因をまとめる(120分)。
【3】食事の文化Ⅱ 特別な日の食事講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】年中行事の食物について調べる(60分)。
【復習】授業のまとめをする(120分)。
【4】食事の文化Ⅲ 外国の食事 講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】外国の食事形態について調べる(60分)。
【復習】外国の食事についてまとめる(120分)。
【5】食卓のコーディネートⅠ 要点と日本料理の食卓 講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】日本の食器(和食器)について調べる(60分)。
【復習】出身地に関わる食具を確認する(120分)。
【6】食卓のコーディネートⅡ 中国料理・西洋料理の食卓講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】中国・洋食器について調べる(60分)。
【復習】中国及び洋食器についてまとめる(120分)。
【7】食卓のサービスとマナーⅠ サービスとマナーの基本・日本料理 講義
一斉講義形式および質疑応答
一部演習
【予習】日本料理の食卓について調べる(60分)。
【復習】サービスとマナーについて確認する(120分)。
【8】食卓のサービスとマナーⅡ 中国料理・西洋料理・パーティ          講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】中国料理・西洋料理の食卓について調べる(60分)。
【復習】それぞれの食卓とパーティのサービスとマナーについて確認する(120分)。 
【9】メニュープランニングⅠ 要件・日本料理様式講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】日本料理の歴史と料理の関わりをみておく(60分)。
【復習】日本料理様式の種類とそれそれの進め方を確認する(120分)。
【10】メニュープランニングⅡ 外国料理様式講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】外国における各料理の特徴を見ておく(60分)。
【復習】諸外国の料理様式について要点をまとめ理解する(120分)。
【11】メニュープランニングⅢ メニュー開発と料理の選択講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】最近のメニュートレンドを調べる(60分)。
【復習】メニュー開発の流れと料理の選択についてまとめる(120分)。
【12】食空間のコーディネートⅠ 基礎講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】食空間における照明について調べる(60分)。
【復習】食空間のコーディネートに必要な要件をまとめる(120分)。
【13】食空間のコーディネートⅡ 食事空間・キッチン講義
一斉講義形式および質疑応答
【予習】食空間に必要な要件とキッチンに必要な要件を比較する(60分)。
【復習】身近な食空間を検証し、キッチンにおけるコーディネートを考える(120分)。
【14】フードサービスマネジメント講義
一斉講義形式および質疑応答、ディスカッション
【予習】フードマネジメントに関わる職種を調べる(60分)。
【復習】食に関わる業種とマネジメントサイクルを確認する(120分)。
【15】食企画の実践コーディネート講義
一斉講義形式および質疑応答、ディスカッション
【予習】これまでの内容を確認する(60分)。
【復習】フードコーディネート論についてのまとめをする(120分)。
評価方法
ペーパーテスト、授業に関わる課題による。
定期試験  約65%
 確認テスト 約20%
 平常点他  約15%
授業の進行状況により、随時確認テストを実施する。
課題提出等により、評点に多少変動有り。
 

 
教科書
三訂フードコーディネート論((社)日本フードスペシャリスト協会編 建帛社) 1900円+税
参考図書
ビジネスと食事のマナー: おもてなしの心をはぐくむ(山口みほ, 門文子, 浅川紀子 優しい食卓)
備考
オフィスアワー:金曜日5講時(研究室1号館8階)
他に職歴無し
【クラスコード】q2fkzt5