徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生理学 (Physiology )

科目番号13974担当教員名原 貴史単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
[授業概要]生理学は、疾病の成り立ちを理解し、健康の保持・増進を図る上で、最も専門的であり基礎知識となるものであり、また理学療法士にとって重要な学問の一つである。講義では、血液・体液をはじめ、消化器系、循環器系、泌尿器系等の植物性機能全般にわたり、講義を行う。また各単元終了時には理解度を深めるため、小テストを実施する。
到達目標
知識:理学療法に必要な生理学の知識を習得する。
態度:丸覚えではなく、メカニズムを理解できるよう努める。
技術:生理学的知識を対象者の症状や動作等病態解釈に活かすことができる。
思考:理学療法に必要な基本的な生理学的メカニズムを思考することできる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生理学概論
生理学において学習する基本知識の概要を体系的に説明できる。また、解剖学や内科学などの関連領域とのつながりを説明できる。
 予習:生理学とは何かについて(30分)
復習:授業内容について(30分)
【2】血液の作用(1)
赤血球、白血球、血小板等の基本的な知識とその重要性について説明できる。
 予習:血液の作用について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【3】血液の作用(2)
血漿、血液型、血液凝固、免疫等の基本的な知識とその重要性について説明できる。
 予習:血液の作用について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【4】体液
体液の組成、pH調節機構、水分の出納等の基本的な知識とその重要性について説明できる。
 予習:体液について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【5】筋肉の働き(1)骨格筋の構造、骨格筋線維の構造、同タイプの分類などを講義する。 予習:骨格筋の構造と種類について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【6】筋肉の働き(2)骨格筋の収縮、(興奮・収縮連関、筋収縮様式)等を講義する。 予習:骨格筋の収縮機構について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【7】筋肉の働き(3)前週内容の小テスト、筋収縮力学、エネルギー代謝について講義する。 予習:骨格筋収縮の力学とエネルギー代謝について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【8】筋肉の働き(4)ヒトの筋力、筋の障害について講義する。 予習:筋力と筋障害について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【9】中間テスト 以上の講義内容についてのテストである。 予習:これまでの授業内容について
【10】食物の消化・吸収(1)口腔から食道および胃の機能(運動、消化酵素、消化器ホルモン等について講義する。 予習:消火器の機能について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【11】食物の消化・吸収(2)胃、十二指腸、膵臓の機能、消化酵素、ホルモン等について講義する。 予習:消火器の機能について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【12】食物の消化・吸収(3)消化管機能の調節機構、大腸、排便等について講義する。 予習:消火器の機能について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【13】尿の生成と排泄(1)腎臓の構造、再吸収機構等について講義する。 予習:腎機能について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【14】尿の生成と排泄(2)腎機構のの調節機構、クリアランス等について講義する。 予習:腎機能について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【15】まとめおよび復習(講義) 前週および前々週の内容の小テスト 予習:これまでの授業を復習(30分)
復習:授業内容について(30分)
評価方法
筆記試験(80%)と小テスト(20%)により評価する。
教科書
標準理学療法・作業療法学 生理学(医学書院)
参考図書
教科書を補足するために資料を随時配布する。
その他、解剖生理学(人体の構造と機能)河田、三木編著(講談社サイエンティフィク)2600円
ギャノング生理学 岡田泰伸監訳 丸善出版 10000円
トートラ解剖学  小沢一史監訳 丸善 
備考
1回から4回の授業は原貴史が実施する。5回〜15回までは大西康平が実施する。
科目ナンバー:A9HN311L